2018年2月2日 10:31
子どもがもらったお年玉どうしてる?お金の価値・管理を教えるチャンスにしよう!
欲しいものを買うためにはいくら必要でいくら足りない、などと計算する力にもなりますし、値札の金額以外に税金というものを払う必要があることも学べます。
ただ、いきなり子どもにお年玉を渡しておしまい、ということでは意味がありません。どのようにお年玉を管理していけばよいでしょうか。
1.お年玉を用途別に管理する
一番大切なのは、お年玉の使い道を話し合うことです。親が一方的に決めずに子どもの意思を尊重することで、子どもの納得感が高まります。その上で以下3つに分けて管理するようにしましょう。
・今欲しいものを買う分
・欲しいもののために取っておく分
・使わずに貯めておく分
2.お小遣い帳を作る
1の管理を行う上で、自分でお小遣い帳をつけるということも行いましょう。金銭管理の感覚を養うことができます。
残高を確認しながらお金を使うことは、計画的にお金を使う大切さも学ぶことができます。
3.専用の通帳を作る
親が子どものために貯金しておく場合も、子ども名義で通帳を作っているというママは多いと思います。しかし、子ども自身が銀行に行って通帳を自分で作るという体験をすれば、「貯金をする」ことへの意味が更に深まります。高学年になってくれば「貯金には利息がつく」「お金を引き出す際に手数料を取られることがある」など、もっと踏み込んだお金のルールについて話し合うこともいいですね。
4.お金の話題の取り扱いについて教える
家庭以外で「お年玉はいくらだった」などと自慢することが良くないことだと教えましょう。金額についてはデリケートな部分ですし、中にはお年玉をもらっていない子がいる可能性もあります。事情が人それぞれである中で、お金の話はするべきではないということを知る機会にもなるでしょう。
基本的に子どもに使い道をゆだねても、実際お金を使う際のルールは最初に決めておきましょう。
・何かを買う前には必ず保護者に確認する
・子どもだけの外出時はお金を持たない
こういったルールについての細かい部分は、家庭の事情や考え方もあるかと思います。まずは夫婦間で考え方を統一しておき、ルールを決める際は子どもとよく話し合って決めるようにしましょう。我が家には年長の息子がおり、今までは全て子どもの口座に貯金していました。まだしばらくはそうするつもりでいましたが、今回お年玉の用途を調べるにあたり「3~4歳くらいから子どもと話し合う」