子育て情報『働くママは知っておきたい!新しい“待機児童策”』

2016年8月15日 10:56

働くママは知っておきたい!新しい“待機児童策”

目次

・東京都では「認可保育所」と「認証保育所」がある
・小規模な保育サービスで働くママをサポート
・ベビーシッターの需要が増加している
働くママ 待機児童


待機児童問題が深刻化しており、働くママや働きたいママにとっては対策が気になるところです。

認可保育所が増えるのが一番ですが、さまざまな弊害もありただ増やすというわけにもいかない現実があります。そんな中、待機児童問題の対策としてサービスが多様化しています。どんなサービスがありそれぞれどう違うのか、知っておきましょう。

東京都では「認可保育所」と「認証保育所」がある

“認可保育所”とは国が職員や施設面積などの基準を定め、それらを満たしていると認可を受けて都道府県が設置することのできる保育所です。保育料が比較的安いことが魅力ですが、フルタイムの正社員ではないと入るのが難しかったり、土地や保育士を確保することが必要で増設が難しかったりするという一面があります。

それに対して東京都では、都の独自基準で設置できる“認証保育所”という制度を利用しています。認可保育所と比べると、職員の保育士率が少ない、園庭がない施設が多い、利用料が高いなどのデメリットがあります。
しかし開所時間が認可より長かったり、認可保育所にはない施設もある0歳児クラスがすべてにあるなどのメリットもあります。

実際には認可保育所に入れなかったママが利用するケースが多いようですが、認可が入れないから働けないという現実を一時的にでも打破してくれるという点は嬉しいですね。

小規模な保育サービスで働くママをサポート

ここ1~2年で国が普及を進めているサービスに、マンションの一室などを利用する「小規模保育」や、個人宅で預かる「家庭的保育」などがあります。利用は原則0~2歳と定められていますが、認可などでも人気倍率の高い時期にこの様な預け先があるということは助かりますね。認可保育所に比べて開園までの準備期間が少なく済むということで、今後増加が期待されています。マンションや自宅での保育となるので当然園庭などはありませんが、安全に遊べる公園が近くにある立地を選んで開園すればまだ幼い時期の保育にはさほど問題とはならないでしょう。


ベビーシッターの需要が増加している

金額の負担はかなり増えますが、ベビーシッターの需要も近年増加しています。保育園では対応できない早朝や夜の時間帯であったり、病児保育の対応が柔軟であったりということが人気の理由となっています。自宅に来てもらうという不安もあるかもしれませんが、個人と契約するのではなく専門企業が仲介しているところに登録すれば、安心して利用できると思います。

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