子どもの「視覚優位」を活かし、友達みんなと遊べるゲームを紹介
ルールはシンプルです。
・ヘビの胴体が描かれたカードを、順番に場に並べていく
・色の合うカード同士はつなぐことができる
・繋がる色がない場合はそのまま場に置く
胴体のほか、頭としっぽのカードが各色1組ずつ用意されています。頭としっぽが揃い1匹のへびが完成すると、完成させた人がそのヘビのカードをまとめてもらえます。なお、虹色はどの色にもつなげることができます。
めくる札がなくなった時点で、1番多く札を取った人が勝ちです。
まずは大人と1対1からはじめよう
まずは大人とお子さんの1対1でゲームを楽しんでみましょう。
ヘビが完成した時、大人は「ヘビ完成!やったね!」とハイタッチしてそのカードをお子さんに持たせてあげます。こうすることで、ヘビを完成させるのが好ましい行為であること、そのカードが自分にとっての「報酬」であることをお子さんは理解していくのです。
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038003742
1人遊びが中心のお子さんを心配して、なんとか集団に参加する機会を作ろうと思うとき、大人がついやってしまう失敗は「他の子ども達の遊びの輪に誘う」という事です。
しかし、それでは中々お子さんは集団に参加することができません。
まずは、大人で1対1で遊び、その遊んでいる場所に他のお子さんを巻き込むかたちにしてあげるのが良いでしょう。自分から集団に加わっていくハードルを減らしてあげることで、お子さんはゲームを中心に集まってきた子ども達と自然と遊ぶことができます。
集団の中での遊びを繰り返すことで、それまで1人の世界で過ごしていたお子さんも、他の子ども達と関わったり、ゲームに勝ちたいという意欲が湧いてきます。
それが他者とのコミュニケーションの第一歩に繋がっていくのです。
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