あいさつできる自慢の娘!ただ、発達障害の凸凹ゆえに母を悩ませる一面も…
娘はとにかく「あいさつ」が大好き!
Upload By SAKURA
Upload By SAKURA
広汎性発達障害の娘は、3歳になるまでほとんどしゃべりませんでした。
でも4歳ころになって少しずつしゃべりだすようになると、「あいさつ」が大好きになりました。
あいさつするよう教えてきたわけではなかったのですが、ほめられるのが嬉しかったのか、どこでも誰にでもあいさつする子になりました。
あいさつが大好きすぎて、スーパーで「あいさつ回り」をする娘。でも母の心境は複雑で…
Upload By SAKURA
そんな娘は、私と買い物に行くと必ず、
「みんなにあいさつしてきていい?」と聞いてきます。
あいさつするのはいいこと…私は娘に「ダメ」なんて言えませんでした。
すると娘は嬉しそうにスーパーを周り、一人ひとりにあいさつしていきます。
もちろんみんながあいさつを返してくれるわけはなく…
無視されたり、笑われたり…
そんな状況を私は、何とも言えない気持ちで見守ります。
Upload By SAKURA
それでもスーパーでのあいさつ周りを終えた娘は、とても満足そう。
これはどこまで許していいのか…
やめさせるべきなのだろうか…
娘の満足そうな顔を見ると、無理に止めるのもかわいそうに思うようになりました。
あいさつを返してもらえないと怒りだす…どうすればいい!?
Upload By SAKURA
Upload By SAKURA
最初はあいさつがきちんとできる娘が誇らしかった私ですが…
娘はあいさつをしても返事をしない人に対して、それが通りすがりの知らない人でも、あいさつをしつこく繰り返したり怒ったりするようになりました。「もういいよ!ストップ!」と娘のあいさつを止めようとするのですが、広汎性発達障害の娘は、相手の顔色を読むとか、状況を読むとか、そういったことが苦手なので、私がどうして止めようとするのか、意味が分からないようでした。
娘に「相手の気持ちを察する」ことを覚えてもらおう
Upload By SAKURA
悩んだ私は、娘の言語訓練をしてくれている先生に相談することにしました。
先生には、
「あいさつをやめさせることはないけど、あいさつを返さない人への対応は教えてあげてください」
とアドバイスしてもらいました。
何度もしつこくあいさつをしたら、相手も不快に思うかもしれません。