子育て情報『感覚過敏なADHD息子の熱中症事件!痛さには敏感なのに、暑さ寒さには超鈍感で…!?』

2019年5月28日 07:00

感覚過敏なADHD息子の熱中症事件!痛さには敏感なのに、暑さ寒さには超鈍感で…!?

キャンプは急遽中止に...

食事の支度などで子どもの体調に気を配れなかった親の責任ですが、このときに「あれ?うちの子って体調の意思表示をしない子だわ」と気がついたのです。「アレ欲しい、コレやりたい!」と自己主張は強いのに、体調の意思表示をしないことを不思議に思いました。


特性に気づき、家族でこまめに声かけを

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Upload By かなしろにゃんこ。

その後、発達障害の診断を受けることになった小4のとき。

発達障害についての専門書を読んでいたら、「発達障害がある子の中には自分の体に起こっている暑さ、寒さ、空腹感、痛み、疲れなどの症状に鈍感な人がいる」と書かれているのを発見。「ああ!コレって息子のことだわ!」と改めて気がついたんです。遅っ!

それからは天気予報を確認して息子にどんな洋服を着たらよいか相談して決めてきたのですが、「菜種梅雨の時期は雨が降ると寒いから上着を持っていこうね」と言っても「いい、いらない」と断固拒否!今必要のない物を持つのが面倒なんでしょうね(汗)言うことを聞いてはくれません。

今の季節は半袖に着脱しやすい上着がいいなど経験のデータがないと着る物を自分で選べないですから、「10月は真夏日になることもあるよ」とか「4月上旬はまだまだ雪が降る日があるよ」などと根気よく情報を伝えていくしかないと思いました。


感覚が鈍感なだけで疲れや辛さのストレスは体にかかっているため、後から体調を崩し寝込んでしまったりするのでした...。


二十歳になった息子、まだまだ体調管理の勉強中!

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子どもの頃に比べたら経験値も上がってきたので、少しずつ着るものの調整などはできるようになってきたものの...まだまだ、全部を自分で調整することはできません。寒い夜は暖房をつけなさいとか、暑い日は窓を開けて風を通しなさいなど、過ごしやすくするにはどうしたらいいかも伝えていかなければならないと思いました。

経験していないこと、あまり経験したことがないことは特に、一つひとつ言わないと気がつかない子なんです(涙)

二十歳を過ぎた現在は、ようやく真冬の夜は靴下を履く!室内着は暖かいものを着る!が一人でできるようになりました。四季のデータが息子の中に蓄積されるまで、まだまだ時間がかかりそうです(笑)

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