子育て情報『発達障害の子の体と心のケアに注目した本や、心理検査・知能検査の解説本、子どもの実行機能を育むヒント集など今注目の4冊を紹介!』

2020年12月5日 14:00

発達障害の子の体と心のケアに注目した本や、心理検査・知能検査の解説本、子どもの実行機能を育むヒント集など今注目の4冊を紹介!

「マインドフルネストレーニング」「ジェンダークエストトレーニング」の3冊によって構成されています。10代の人たちが抱えている生きづらさに着目し、具体的にどうしたら「自分らしく」生きていけるようになるのかを細かい段階に分けて理解し、トレーニングできる本です。本を開くと、問題集のように自分で書き込むスペースが用意されています。また、参考書のようにたくさんのコラムがあり、それぞれのテーマをわかりやすくするための考え方、アドバイスや実例エピソードが登場するのでスムーズに学習を進めることができます。

「実行機能」「マインドフルネス」「ジェンダークエスト」と、それぞれ全く違うテーマのトレーニングブックですが、3冊に共通している点が2つあります。1つは、「止まる」ことによって自分自身を客観的に見るトレーニングが大切だということ。もう1つは、「正解がない」ということ。そんな、学校では教えてくれないテーマに取り組むワークによって、10代の人が自分らしく生きていくための方法を身につけていけるのが『10代の心理をサポートするワークブックシリーズ』です。



障害のある方のケアから誕生した、『おうちでタッチケア ぐるーみん』

本書の著者は、整体師でありながら発達障害のある2児の母でもある、三宮華子さん。「ぐるーみん」はそんな三宮さんが独自に考案した、発達障害の子どもの体と心をほぐすプログラムです。これまで整体師として、300人以上の障害のある方の身体にふれた経験を持つ三宮さんは「障害のある方達は心身の緊張が強い傾向にあり、それによって身体の不調が生じている」といいます。

本書では、そんな障害のある方たちが抱えやすい身体の不調について詳しく解説し、自宅で行える対処法についても記しています。また保護者が子どもに施術を行うことも想定し、図や写真なども交えながら詳しいやり方も紹介しています。「ぐるーみん」の特徴は誰でも簡単にでき、ケアする側の力をあまり必要としないことです。心身のコンディションを向上させるヒントがたくさん詰まった本書、ぜひ手に取り、親子で実践してみてください。

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