子育て情報『「またいない!」2歳の自閉症ハル、週7回の脱走劇。ドアも窓も破る息子に、母は途方に暮れて【幼児期編】』

2021年1月8日 08:00

「またいない!」2歳の自閉症ハル、週7回の脱走劇。ドアも窓も破る息子に、母は途方に暮れて【幼児期編】

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もちろん、1人で出すわけにはいかないので、出て行こうとするたびに慌ててついて行くのですが、そんなことがもう一日中なんです…週7なんです。

何一つできない、ひとときも寛げないという毎日にだんだん心がささくれていきました。そして体調を崩す日もとても多くなりました。

そんなときに、隣の家に住むじいじが…!
ハルのことをめちゃくちゃ可愛がってくれたじいじ。ボルダリングをやっているなどアクティブなじいじは、ハルをよく遠くまで散歩に連れて行ってくれました。救世主のような存在でした。

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早めに覚えた話し言葉はやっぱり...!

そういうわけで、いつでもお外に行きたいハル。
「さんぽおそといってちます」この言葉たちはおかげで早めに覚えました笑。
2歳前だったかと思います。

そう、ハルは、言葉が出る時期は意外と早かったのでした。「あらもうお喋りできるの〜?」なんて言われたりして。あの時期は、それが少し誇らしかったりして。

ただ、11歳になった今でも、会話ができません。

あのときと違うことは、子どもを自慢に思うことも不安の材料にすることも、あまりしなくなったことかもしれません。
3人子どもがいますが、どの子もそうです。


幼い旅人

今にして思えばあのころ、言葉やセリフのインプットに興味があって、要求に使っていたように思えます。でも問いかけに答えるとか、相槌を打つとかは、一切なかったです。

会話には反応せず、言いたいときにアニメのセリフを言い、歌いたいときに歌い、欲しいものがあれば自分でとり、行きたいところがあれば自分で行き(new!)。

そう、お外に行きたければ悪びれずフラリと出ていき。自由気ままなお人でございました。

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次回は、気まぐれな小さな旅人との旅について描きたいと思います。


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