2021年4月29日 14:15
列に並べない、呼びかけに無反応...ほかの子と『何かが違う』と気づいた3歳児検診。子ども発達支援センターを紹介されたけれど【障害受容 長男編】
当時の私にもっと強い信念があったなら、療育につなげることができたのかもしれません。
後に長男の就学後に後悔することになるのでした。
長男の発達障害がハッキリとわかったきっかけは、学校からの一本の電話
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通常学級で小1の2学期を迎えたころに、担任の先生から呼び出しがありました。
そこで長男が学校生活に適応できていないことを知りました。
・授業中は絵を描いているか、教室の外に脱走する。
・クラスメイトとの関わりを拒絶する。
・特定の音に敏感で、音楽の授業を受けられない。
などの指摘を担任の先生から受けます。
たまたま学校公開の日に、同学年の生徒さんに「ねーねー、この子(長男)キモいんだよ」と率直な意見を言われ、とてもショックだったのを覚えています。
そこでようやく、「自分の子どもは明らかに他の子と違う」「長男にこの先どんなことが起こる可能性があるのか」理解しました。
言われたときは目の前に長男もいましたが、本人自身は「この子」が「どの子」を指しているのか分からなかったし、「キモい」の意味を理解していなかったようで、反応はなく、無表情でその場にいました。
学校から帰宅してからというもの、私の頭の中は疑問でいっぱい。
うちの子が何故?先天的な障害と聞くけど、私のしつけが悪かったの?
妊娠中に「はしか」になってしまったのがいけなかった?私の遺伝?
考えても仕方ない「原因さがし」の日々。
その後しばらく私が子どもの障害を受容するまでメンタルが低迷する期間が続きましたが、
担任の先生、スクールカウンセラー、療育の医師、心理士、作業療法士のお世話になり…小5でようやく特別支援教室に通えることになり、現在中2になりました。少しずつ少しずつ道が開けたという感じです。
穏やかな発達障害は、優先順位が下がりやすい
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うちの長男のようなタイプは社会性秩序だとしても、学校生活を送る中で、どうしても優先順位は低くなりがちです。学校生活で本人が困ったことがあっても本人は助けを求めないし、学校も明らかに困るようなことがないからです。
通級の見学に行き、トレーニングを受けているお子さんたちの様子を見て、「あぁ。自分の子は優先順位が低いと言われるだろうな」と直感で思いました。
案の定「もっと課題の多いお子さんがいるので…それに空きもないし…」