子育て情報『知的障害のない発達障害児には、精神障害者保健福祉手帳が必要?精神障害がなくても取得?得られるメリットは』

2021年7月1日 06:45

知的障害のない発達障害児には、精神障害者保健福祉手帳が必要?精神障害がなくても取得?得られるメリットは


障害者手帳は3種類

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Upload By 立石美津子

発達障害者手帳、これがあったらどんなにいいかと思いますが、残念ながら存在しません。障害があることを証明する手帳は次の3つのみです。

・身体障害者手帳
・療育手帳
・精神障害者保健福祉手帳

つまり、知的障害を伴わない、あるいは軽度の発達障害の人のための “発達障害者手帳”というものは存在しないのです。発達障害がある場合、精神障害者保健福祉手帳の対象として分類されています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/shougaishahukushi/techou.html
厚労省

https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta4615&dataType=1&pageNo=1
精神障害者保健福祉手帳の障害等級の判定基準について


障害者手帳があると就活でも活用できる

従業員が一定数以上の規模の事業主は、従業員に占める身体障害者・知的障害者・精神障害者の割合を「法定雇用率」以上にする義務があります。(障害者雇用促進法43条第1項)

民間企業の法定雇用率は2.3%です。従業員を43.5人以上雇用している事業主は、障害者を1人以上雇用する必要があります。

一般枠で企業就労するのが難しい場合、障害者雇用枠で就労することができますが、その際に障害があることを証明する手帳が必須となります。

しかし…

・視覚障害、聴覚障害、上肢下肢の欠損、体幹障害による歩行困難など身体障害がなければ、身体障害者手帳の対象とはなりません。

・(自治体によって異なりますが)東京都の場合、知能指数が76以上だったら療育手帳の対象とはなりません。

https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shinsho/faq/techo_qa/qa.html
愛の手帳について | 東京都保健福祉局


精神障害があると認めたくない保護者もいる

一定の知能指数のため療育手帳対象に該当しない、身体障害もないため身体障害者手帳の該当にならないとなると…残るのは“精神障害者保健福祉手帳”となります。すると、「うちの子は発達障害。精神障害ではない!」と憤る親御さんを見かけたことがあります。

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