子育て情報『小学校最初の授業参観での衝撃、カウンセラーからの「〇〇をしているのはコウ君だけですね」の報告も。あれから6年、ASD息子の中学進学を前に「覚悟を」の言葉が沁みて』

2021年12月18日 14:15

小学校最初の授業参観での衝撃、カウンセラーからの「〇〇をしているのはコウ君だけですね」の報告も。あれから6年、ASD息子の中学進学を前に「覚悟を」の言葉が沁みて

と言われたことが今まで何度かあったので、きっと私が見た姿以外にも、たくさんの”〇〇しているのはコウ君だけ”があったのだろうなと思います。

スクールカウンセリングでも、私の通っている病院でも「この辺りは中学校に入ると支援や配慮はまず期待できないです」と言われている現在の状況…。以前、児童精神科医の三木先生に“学校にサポートをお願いしたいとき心がけたいこと”をお伺いしコラムにしましたが、そのときに三木先生がおっしゃっていた「(保護者は、サポートに対して)準備か覚悟をしておく」という言葉を思い出しては、『改めて沁みるな~!』と感じています。

『親が余力をもって暮らしておく』という準備が理想ですが、実際余力がないときはありますし、支援がうまくいかないことやトラブルなどに対して『起きたらもうしょうがないと腹を括る覚悟』は心構えとしてしておきたいものです。

https://h-navi.jp/column/article/35028302
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Upload By 丸山さとこ

指示の通りにくさ、周りを見て動くことの苦手さ、忘れ物や聞きもらしの多さなどなど…進学を考えるのであれば重要になるであろう内申点のことを考えると気が遠くなりますが、準備と覚悟を用意しつつ、できることを見つけてやっていこうと思います!

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執筆/丸山さとこ

(監修:初川先生より)
小学校1年生の授業参観時のエピソード、ご夫婦で共有され、ある程度客観視できていたところが素晴らしいと思いました。教科書をかじる息子に怒りが湧くのではなく、衝撃を受けつつも、いい意味で心的な距離を取り「おもしろがる」、そんなあたたかいまなざしを持つことができているように感じました。
おそらく、スクールカウンセリングなどの面談時に、そうしたエピソードをカウンセラーに語る中で、ますますコウくんの姿を客観視し、保護者の方が感情的に振り回されすぎず、だからこそ成長を感じ…という良い循環もあったこととお察しします。そういう中で、おそらく覚悟の芽が育ち、冷静に準備に取りかかれているのだと思います。

中学進学、おめでとうございます。義務教育もあと3年というところにさしかかりました。中学校ではきっと体だけでなく内面的にも大きく成長するでしょう。楽しみですね。そして小学校よりも中学校では保護者の方は後方からの関わりにシフトチェンジします。準備と覚悟を携えて、コウくんの新しい環境での日々を見守っていけたらいいですね。

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