子育て情報『マンガで分かる「ライフスキルトレーニング」、大人気コミック「リエゾン」最新刊、言語聴覚士がつくったイラストBOOK、感覚統合支援のコツ、福祉施設でのエピソード本など5冊をランナップ』

2021年12月12日 14:15

マンガで分かる「ライフスキルトレーニング」、大人気コミック「リエゾン」最新刊、言語聴覚士がつくったイラストBOOK、感覚統合支援のコツ、福祉施設でのエピソード本など5冊をランナップ

大人側が無理に言わせるのではなく、子どもが主体的に話したくなるような「言葉のヒント」がたくさん。トレーニングのような難しさはなく、眺めているだけで子ども自身がお話をしたくなるような一冊です。


感覚統合の全体像がやさしく分かるーー『子どもの発達障害と感覚統合のコツがわかる本』

人は、「感覚」の発達を土台にして「運動」「行動」「学習」などさまざまな力を獲得していくといわれています。「感覚統合」は、この感覚のつまずきにアプローチして発達を促すことでより高度な動作の改善につなげていく支援方法のことです。

この本では、感覚統合の基礎知識や実際の支援のコツがイラストと共に分かりやすく書かれています。多動・姿勢・人見知り・ノートを書くのが遅い・癇癪・お友達とのトラブルなど子どもの気になるポイントを具体的な事例を挙げながら丁寧に解説しています。予備知識がなくても「感覚統合」がよく分かる。支援者の入門編としてだけでなく、保護者にもおすすめの一冊です。



次世代につなぎたい地域づくりのヒントは、福祉の現場にあるーー『ウェルフェア トリップ ―福祉の場をめぐる小さな旅』

この本は、著者が全国にあるさまざまな福祉施設に足を運び、それぞれの施設でのエピソードをまとめた1冊。訪れた先の福祉施設は実に個性豊か。オリーブ畑、農家とつながるものづくり、最高峰のチーズ、上質な和紙、美術館…。それぞれの地域や、そこにいる方たちならではの品々がつくりだされています。

「福祉施設」、そこは「一般社会と壁を隔てた向こう側」ではなく、地域に根づき地域と交流し合う場所。人と人が支え合い、共に生きるという本来の在り方がこの場所にあることを著者はつづっています。生きづらさや困難を抱える誰もが、居場所や生きがいを見つけられるような社会へのヒントを見つけることができるでしょう。それぞれの場所のエピソードに心があたたかくなる1冊です。


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