子育て情報『樹木希林さんが子どもたちに遺した言葉、感覚過敏当事者の感じる世界、出会いを通じて考える「自分らしさ」など、生きづらさを抱えるすべての人に読んでほしい全4冊をご紹介!』

2022年9月12日 06:15

樹木希林さんが子どもたちに遺した言葉、感覚過敏当事者の感じる世界、出会いを通じて考える「自分らしさ」など、生きづらさを抱えるすべての人に読んでほしい全4冊をご紹介!

「自分も”自閉症”だったなあ」とつぶやく樹木さん。周囲とのずれを自覚しながら最期まで自分らしく生き抜いた樹木さんの言葉にぜひ触れてみてください。
子どもたちが今を生き抜く希望を持てるようにするためにはどうしたらよいのか、樹木さんや内田さんが望むように、いつか9月1日が子どもたちにとって絶望の日ではなくなるためにはどうしたらよいのか、考えるきっかけになるのではないでしょうか。


「ちょっと変わった学生」と「せんせい」が過ごした日々ーー『発達障がいを生きない。』

これまで、人生に大きな影響を与えてくれるような素敵な先生に出会ったことはありますか。「自分は周りの人とどこか違う」「周囲になじめない」そんな悩みを抱えたとき、それを理解し受け止め、心が楽になるような言葉をかけてくれる先生に出会えたら、「生きづらかったこの世界」の見え方が少し変わるかもしれません。

この本の著者Aju(あじゅ)さんは、大学の講義で永浜明子先生、通称「せんせい」と出会います。せんせいは、周囲になじめないと悩むAjuさんの特性をよく理解し、「無理してなじまなくていい」「無理して授業に参加しなくていい」と声をかけてくれます。
そんなせんせいとAjuさんは、次第に仲を深め、ある時から10年余り一つ屋根の下で生活するようになります。
Ajuさんは22歳のとき、「自閉スペクトラム症」と診断されます。Ajuさんとせんせいが歩んできた、葛藤の日々。その先に見えてきた自分らしい生き方とは…?

Ajuさんとせんせいが過ごした日々から、「障害って何?」「特性とうまく付き合うには?」「自分らしく生きるには」といった問いに対する自分なりの答えが見えてくるのではないでしょうか?発達障害当事者の方だけでなく、当事者とかかわる方々にもおすすめの一冊です。


「あそび」を通して子どもの発達をサポートする放課後等デイサービスのあり方とはーー『放課後等デイサービスの豊かなあそびと発達支援: 個別支援の充実と地域での自立に向けて』

今や全国に約14,000箇所存在するといわれている放課後等デイサービス。実際に利用されている方も多いのではないでしょうか。この本では、身近な存在になりつつある放課後等デイサービスの役割や、支援者に求められること、地域共生社会に向けた取り組みなど、幅広い視点から放課後等デイサービスについてまとめられています。

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