子育て情報『てんかん(癲癇)を起こしたら?小児(子ども)の場合は?てんかんの診断や検査、治療方法をイラスト付きで分かりやすく解説【医師監修】』

2022年9月18日 16:15

てんかん(癲癇)を起こしたら?小児(子ども)の場合は?てんかんの診断や検査、治療方法をイラスト付きで分かりやすく解説【医師監修】


てんかんの診断方法、治療方法は?

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てんかんの診断方法は主に問診と検査の結果によって診断されます。

てんかんの診断の上で、もっとも重要なのは問診です。発作がどのようなものだったのかによって、てんかんの分類が決まってきます。てんかんの治療を行うためには、発作型と原因が何なのかを把握し、それぞれの発作症状に見合った治療を行います。発作が起こった際には冷静になって、発作症状の全体が映るように動画を撮影するなど、よく観察することが重要です。発作時の動画は、医療機関受診の際に症状を説明しやすいため、撮影されることをおすすめしている医師も多いです。

問診では次のようなことを中心に本人または保護者へ聞き取りを行います。

【問診の主な内容】
・小児の場合:出生時の様子や、出生後の発達の経過
・発作時の詳細な様子:いつ、どこで、どのような、どれくらいあったか
・随伴する症状:よだれが垂れていた、失禁があった、記憶がなくなっていたなど
・てんかんの家族がいるか
・頭に大きなケガをしたことはあるか
・熱性けいれんを起こしたことはあるか
・脳梗塞など、脳の病気をはじめ、治療中の病気はあるか

など、そのほかにもさまざまなことを問診によって聞き取ります。


主に脳波測定や脳画像検査の結果も、診断の根拠となります。外来で行う短い脳波検査を行うこともありますが、より詳細に発作時の脳波を検査する「長時間ビデオ脳波モニタリング検査」を行うこともあります。脳波の計測を1日~数日間をかけて継続して測定し続け、同時にそのときの様子をビデオに録画しておきます。脳波と映像を解析して発作症状と発作の原因部位を見極めていきます。なお、てんかんの診断は次のような手順で行われています。
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てんかんかも…?と思ったら

てんかんの大発作が初めて起こった際に、驚いて救急車を呼ぶ方は多いと思います。一方で小さな部分発作や、会話の途中にぼんやりとしてしまうなどの症状がある場合「もしかして、てんかん?」と思うことがあっても、数分でもとに戻ることから日常生活にさほど支障を感じないことがあります。

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