子育て情報『「ノートがまぶしい、集中できない」視覚過敏が勉強に影響?学習の困りと解決策をイラストつきで解説--感覚過敏による学習困難【専門家監修】』

2022年9月28日 16:15

「ノートがまぶしい、集中できない」視覚過敏が勉強に影響?学習の困りと解決策をイラストつきで解説--感覚過敏による学習困難【専門家監修】


学習障害がなくても、視覚過敏が原因で学習に困難を感じている子どもは多くいる?

ノートが上手く取れない、計算や漢字の書き取りが不得手、授業に集中できない…など、子どもの学習に関連する困りごとは、「限局性学習症(学習障害・LD)」が原因なのではないかと考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、限局性学習症とは異なる特性が理由で学習に困難を感じている子どももいると考えられています。特定の領域の学習ができない限局性学習症とは異なり、環境に左右される原因によって学習困難が起こることがあります。

今回は「視覚過敏」が原因で起こる学習困難についての原因や解決方法などをイラストと共に分かりやすく解説します。

「ノートがまぶしい、集中できない」視覚過敏が勉強に影響?学習の困りと解決策をイラストつきで解説--感覚過敏による学習困難【専門家監修】の画像

Upload By マンガで分かる発達障害のキホン

「ノートがまぶしい、集中できない」視覚過敏が勉強に影響?学習の困りと解決策をイラストつきで解説--感覚過敏による学習困難【専門家監修】の画像

Upload By マンガで分かる発達障害のキホン

「ノートがまぶしい、集中できない」視覚過敏が勉強に影響?学習の困りと解決策をイラストつきで解説--感覚過敏による学習困難【専門家監修】の画像

Upload By マンガで分かる発達障害のキホン

「ノートがまぶしい、集中できない」視覚過敏が勉強に影響?学習の困りと解決策をイラストつきで解説--感覚過敏による学習困難【専門家監修】の画像

Upload By マンガで分かる発達障害のキホン


目の感覚、視覚が過敏な場合は光を過度にまぶしく感じることがあります。

視覚の過敏さがある子どもの場合、ノートをまぶしく感じる場合があります。一般的にノートの紙は明るい白のためノートが照明の光を反射して、まぶしくて板書がしにくかったり、書いた字が読みにくかったりすることがあります。また、タブレットを学習に活用している場合、明るさの調節をしないと、画面がまぶしすぎることがあります。

解決策:ノートの紙にほんのりと色がついているものを選ぶだけでもまぶしさは軽減します。色つきのクリアファイルや下敷きを重ねることで見やすくなることもあります(※)。また、机の配置が照明の真下にならないようにしましょう。タブレットについては、画面照度を子どもが見やすく感じる明るさに調整しましょう。
機種によってはアクセシビリティの機能によって色つきの画面に設定できることもありますので、こうした機能を活用することもおすすめです。

(※)子どもによって見やすい色合いや彩度は異なります
窓が近い日当たりのいい席は、黒板や先生の姿だけでなく、教科書が日光を反射して見づらくなる場合があります。また、照明の種類や光が当たる角度によっては、同じような状況になります。

また、本を読んでいる最中に文字が追えなくなる、ズレたりにじんだりして見える、文字がチカチカと光るように見える、文字が流れてしまうなど、光の感受性が高いために起こる視知覚の困難は一見、ディスレクシア(読み書き障害)

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.