教室のにおいで集中できない!?嗅覚や味覚が過敏で学習困難に?原因や学校での対応策などイラストつきで解説【専門家監修】
嗅覚や味覚の過敏さから、学校生活や学習に困難を感じている子どもは多くいる?
ノートが上手く取れない、計算や漢字の書き取りが不得手、授業に集中できない…など、子どもの学習に関連する困りごとは、「限局性学習症(学習障害・LD)」が原因なのではないかと考える方も多いのではないでしょうか。
しかし、限局性学習症がなくても、嗅覚や味覚の過敏さなどの感覚過敏の特性やそのほかの発達障害の特性から学習に困難を感じている子どもも多くいると考えられています。特定の領域の学習ができない限局性学習症とは異なり、環境に左右される原因によって学習困難が起こることがあります。
このコラムでは「嗅覚や味覚に過敏さがある子どもの学習の悩み」について、原因や対応策などを解説します。
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嗅覚、味覚の過敏さがあることで起こる学習の悩み
学校の教室はさまざまな活動をする場なので、多様なにおいがあります。
例えば、チョーク、古い本、床のワックス、給食、栽培・飼育しているものなど、さまざまなにおいがあるために、嗅覚過敏がある人にとって学校は苦手なにおいに遭遇する可能性の高い環境です。また、それらのにおいが混ざり合って空間特有のにおいとなる場合もあります。嗅覚過敏のある子どもは、こういった特有のにおいによって活動に支障をきたすことも多いです(例:理科室のにおいが苦手で、部屋に入れないなど)。
解決策:マスクをすることでも、ある程度においを隠すことができます。また、好きな香りつきのタオルを巻いたりすることも良いでしょう。
また、授業ではありませんが、特定の味やにおいに対して過敏さがあり、給食がつらくて食べられないというケースもあります。食物アレルギーだけでなく、においや食感、温度、見た目などさまざまな感覚に対する過敏さによっても、食べられないものが多くなります。完食しないとペナルティが課せられるような場合は、給食がストレスとなって体調を崩す可能性もあります。
解決策:給食は無理をせず、食べられるものだけでよいというルールにできるように相談してみましょう。食器やカトラリーの感触が苦手という場合もあるかもしれません。いずれにしても、無理をさせずに本人がどうしたいのか要望を聞いてあげるようにしてください。
嗅覚過敏については、学校以外の場所であれば、ガムをかむことなども有効です。
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