子育て情報『不器用すぎる自閉症息子、中学入学で制服の壁!ボタンやベルトも「自分でやる」宣言やいかに』

2023年1月17日 14:15

不器用すぎる自閉症息子、中学入学で制服の壁!ボタンやベルトも「自分でやる」宣言やいかに

それにしても、シャツのボタンに対してここまでかけ違いが長く続くとは予想外でした。このように毎日予想内、予想外の連続で良い意味で刺激をもらっています。私のかたい頭がほぐされてるように思えます。

執筆/まゆん

(監修:鈴木先生)
作業時間に影響するのは主に処理能力です。同時処理に苦手さがあると、たとえば板書の写しに時間がかかります。継時処理に苦手さがあると、段取りが悪くなります。また、ワーキングメモリの働きが弱いと、作業が覚えにくいので時間がかかります。

今回書いていただいたボタンやベルトについては、ボタンの代わりにマジックテープにする、ベルトの代わりにゴムにする、などの工夫をすることもあります。
また、発達性協調運動障害がある場合、リハビリの作業療法(OT)でやる感覚統合訓練が有効と一般的には言われています。

発達が気になる子どもの将来を考えると、就職する前にできるだけ早く特性を知ることが大切です。たとえば、ADHDがあればそれを治療することで集中力をつけて覚えやすくしたり、忘れ物を減らしたりしていくことが重要なのです。小児科の神経外来など早く専門の医療に介入することで自尊心を下げずに済むことが期待されるのです。

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