子育て情報『自閉症息子との帰省!長距離バスで奇声、癇癪どうする?離れて暮らす祖父母の理解は?関わり方のコツも』

2023年7月12日 14:15

自閉症息子との帰省!長距離バスで奇声、癇癪どうする?離れて暮らす祖父母の理解は?関わり方のコツも


公共交通機関を利用するときに気をつけていることは?

自宅から、私の実家までは車で片道3〜4時間ほどかかります。
車で帰るときはまだ良いのですが、たまに高速バスを利用することもあります。

Pを連れて公共の乗り物、しかも、乗車時間が長く、自由に途中下車ができない高速バスに乗るのは、トイレの問題や、癇癪や奇声の問題などがあり、かなりハードルが高いです。トイレの問題については、突然行きたがることもあるので、小さいころは無理をせずにおむつを履かせ、大きくなった今はバスにトイレがついているか?を必ずバス会社に尋ねています。また、癇癪や奇声の問題については、とっておきのお菓子や玩具などを私の鞄の中に潜ませておいて、いざというときにはそれらを出して、Pの気を紛らわすようにしていました。P自身の経験のため、慣れるためにもできるだけバスでの帰省に挑戦しています。

チケットを予約するときは、「療育手帳の提示で割引運賃が適用される」という理由もありますが、子どもに障害があることを必ず伝え、バスに乗車するときも同じように運転手さんに伝えています。
乗り物が大好きなPは、基本的には大きな問題もなく長時間座ってはいられるのですが、たまに楽しくなって奇声を発することもあるので、場合によっては周囲の人たちに「この子には障害があって、途中騒がしいこともあるかもしれませんが…」と前もってひとこと伝えるようにしています。
やはり、何人かに知っておいてもらうだけでもバスで過ごすときの気持ちが全く違ってきます。

自閉症息子との帰省!長距離バスで奇声、癇癪どうする?離れて暮らす祖父母の理解は?関わり方のコツもの画像

Upload By みん


慣れない環境でどう過ごす?祖父母に理解してもらうには?

そして実家に到着してからの話ですが、私の父と母はPの障害のことを理解はしてくれているのですが、普段一緒に過ごしていないのでPの行動に対してびっくりしたり戸惑ったりすることもありますし、逆にこちらも自分たちが普段生活していない場所でお世話になるので、Pにとって危険な物がすぐ手の届く場所にあったり、執着やこだわりにつながるような物も目につく場所にあったりします。
血がつながった家族とはいえ、お互いの生活ペースにお互いが合わせるのはやはり大変です。でも少しでもお互いが快適に過ごせるように、きちんと話し合い、なぜPはこのような行動をとるのか?をその都度説明し、隠せる物は隠したり、逆にこちらが距離を取るようにしたりしながら、Pの癇癪や問題行動をできる限り減らすようにしています。

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