障害児子育て歴8年、私が思う「障害がある子の母は強い」の真実
障害のある子は親を選んで生まれてくるってホント!?
新年早々、なんだかいきなり波乱を呼びそうなテーマですが、けっこう私はこの手の話を耳にするんですよ。「子どもは親を選んで生まれてくる」って。そして、「障害のある子どもは、それに耐えうる強い親を選んで生まれてくる」と……。
こういった話について、障害のある子どもを育てている親御さんの反応はさまざまだと思います。
「そうか!だからか……!だからうちを選んで生まれてきたのね!」と、救われるような気持ちになる人もいれば、
「は?そんなことある訳ないわ」と否定する人もいることでしょう。
じゃあ、私の場合はどうだったかというと……。
「いや、もしそうだったら選び先間違えてるんじゃない?」と正直思いました。
だって私ときたらズボラでいい加減で、家事だって下手くそだし、どう考えてもできた親じゃないし、今もきいちゃんをフォローしきれていないことがたくさんあるからです。
おうち療育だって正直面倒くさい(というか、ほぼできていない……)生まれてくるなら、もっと私よりもテキパキしてたり、イライラしなかったり、向いてそうな人、たくさんいるやん!!と(もちろんそういうすばらしい親御さんもたくさんいます)。
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そして、実際のところ、私の周りにいる障害のある子どもの親御さんたちも、定型発達の子どもの親御さんと何ら変わりがないわけですよ。
つまり、すごいなと思う人もいれば、ズボラな人もいる。お洒落な人もいればそうでない人もいる。
たまたま、障害のある子どもが生まれたってだけで、別に障害がない子どもの親御さんと何も変わりません。
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とにかく明るい!初めて「親の会」に参加して
私が初めて親の会に参加させていただいた時のこと。
私のまったくの偏見なのですが、障害のある子どもの親御さんって、お洒落にも気を遣う余裕なんてなくて、とっても疲れているというイメージを持っていました(本当にごめんなさい……!汗)。
でも、実際にお会いしてみると、すごくお洒落な方や、バンドマンみたいな個性的なお母さんもいて(笑)。本当にいろんな方がいてビックリしました。
そりゃそうですよね、子ども産んだからっていきなりその人の個性が変わる訳はありません。もちろん、子どもを産んでからは自分自身に手がかけられなくなるのは、定型発達の子どもも、障害のある子どものお母さんも、皆一緒です。