子育て情報『イヤイヤ期がなかったのは発達の特性や遅れが原因?幼稚園で豹変した軽度知的障害長男【医師の回答も】』

イヤイヤ期がなかったのは発達の特性や遅れが原因?幼稚園で豹変した軽度知的障害長男【医師の回答も】


「イヤイヤ期」はいつやってくる?2歳になって身構えていたけれど……

イヤイヤ期がなかったのは発達の特性や遅れが原因?幼稚園で豹変した軽度知的障害長男【医師の回答も】の画像

Upload By プクティ

世間一般で良く耳にするイヤイヤ期は、家でも外でも関係なく癇癪を起こし、本人の気持ちを落ち着かせるのにとても手こずるという印象でした。わが家の長男も、イヤイヤ期が始まる頃とされている2歳になり、いつイヤイヤが始まるのかと身構えていたのですが……。


イヤイヤ期がなかったのは発達の特性や遅れが原因?幼稚園で豹変した軽度知的障害長男【医師の回答も】の画像

Upload By プクティ

意外にも、長男のイヤイヤ期が始まる気配は全くありませんでした。確かに、洋服の素材にこだわったり、まぶしい光が苦手だったりと、感覚の過敏さからパニックを起こすことはありました。しかし、日常生活で癇癪を起こしてどうしようもないという場面にはなかなか出合いませんでした。比較的いつも落ち着いていて大人しく、いろいろなところに出かけても苦労しないので、2人きりで遠出することなどもできていました。そのため、長男はすごく育てやすい子だなと感じていたのです。


育てやすかったはずの長男が、幼稚園入園で豹変!?

イヤイヤ期がなかったのは発達の特性や遅れが原因?幼稚園で豹変した軽度知的障害長男【医師の回答も】の画像

Upload By プクティ

そんな長男が幼稚園に入園したとたん、「集団行動ができず、椅子に大人しく座れなかったり、教室を飛び出してしまったりして指示が聞けない」と先生から指摘され、家庭での様子と全く違うことに非常に驚きました。


イヤイヤ期がなかったのは発達の特性や遅れが原因?幼稚園で豹変した軽度知的障害長男【医師の回答も】の画像

Upload By プクティ

幼稚園で指摘されたことがきっかけで、知能検査や病院での診察を受けた結果、長男は軽度の知的障害(知的発達症)と診断されました。今思い返してみると、イヤイヤ期がなかったのは、感情表現の乏しさや自己主張の苦手さといった、発達の凸凹や遅れによるものだったのかも?と思うところもあります。


現在の長男の様子と、イヤイヤ期真っ盛りの次男を見て思うこと

イヤイヤ期がなかったのは発達の特性や遅れが原因?幼稚園で豹変した軽度知的障害長男【医師の回答も】の画像

Upload By プクティ

その後、長男は療育を受けながら、より本人の特性に合った保育園への転園も経験しました。5歳になった今は、集団に合わせた行動がずいぶんとできるようになり、椅子に座って長時間集中するようにもなりました。感覚過敏も以前より落ち着いてきて、パニックを起こすことなく過ごせるようになってきました。

ちなみに、長男と3歳差で生まれた次男は、今のところ保育園で発達の遅れを指摘されることもなく、むしろクラスで一番に先生の指示に従って行動できると聞いています。しかし、家では絶賛イヤイヤ期で、激しい自己主張に悩まされているところです。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.