子育て情報『小1で癇癪爆発!?イヤイヤ期がなかった自閉症息子、これも成長?対策は…』

2024年3月15日 14:15

小1で癇癪爆発!?イヤイヤ期がなかった自閉症息子、これも成長?対策は…

執筆/カタバミ

(監修:新美先生)
お子さんの癇癪について詳しく教えてくださりありがとうございます。
幼児期はそこまで大きい癇癪を起したことのなかったまちゃくんが、小学生になってから激しい癇癪を出してくるようになったのですね。カタバミさんが観察、分析されていたように、まちゃくんの成長とともに、自分の意志が明確になり、記憶がつながるようになったということがありそうですね。また噛んだ歯形をお母さんに見せてくるというところからは、自分がいやだと思っていることを伝えたいというような、アピール的な意味もありそうです。

カタバミさんは絵カードを使った意思疎通の仕方を学ばれているとのことなので、絵カードを使った表出の手段が増えると、癇癪でないかたちで、自分の意志を伝えてくれるようになることが期待できますね。
また見通しや理由などを視覚支援なども使って伝えたり、癇癪が起きる前後の癇癪が起きやすいシチュエーションをみつけて、そういう場面が極力起きないようにする、代替行動を考えるということに取り組むことで、癇癪は減らしていけそうです。
具体的な取り組みを始めておられるので、またいつかそれについても聞かせてもらえたらうれしいです。

https://h-navi.jp/column/article/35029872
前の記事はこちら

(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。
現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

知的発達症
知的障害の名称で呼ばれていましたが、現在は知的発達症と呼ばれるようになりました。

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.