学校の先生が場面緘黙を知らない!?毎年繰り返す進級時の引き継ぎ問題、一発解決できたワケ
次女の場合、場面緘黙について知らない担任の先生がほとんどだった
場面緘黙疑いの1年生、診断された2年生から6年生の今まで、5名の担任の先生にお世話になってきた次女。その中で、場面緘黙について知っていた先生は、1年生の時の担任の先生だけでした。
この先生に、次女が学校で、クラスメイトと話せなかったり、動けなくなったりしてしまうこともあると教えていただき、スクールカウンセラーと面談をすることになりました。そこで次女は場面緘黙疑いとなり、その後の支援を始めていくきっかけになったので、その時の担任の先生にはとても感謝しています。
その後次女は転校し、現在の学校では、場面緘黙について知っている先生はいませんでした。
進級時の引き継ぎは……?
次女が場面緘黙と診断された2年生の時、場面緘黙のことは担任の先生にお伝えし、進級時に学校へ提出する書類にも記載していました。しかし、3年生になって新しい担任の先生とお話ししたところ、場面緘黙についてご存じではありませんでした。
たまたまかな……?と思いましたが、4年生への進級時も新しい担任の先生は次女の場面緘黙について知らず、ここでやっと、「私のほうでなにかアクションを起こさないと、特性などについて自動でうまいこと引き継がれるわけじゃないのか……!」ということに気がついたのでした。
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その都度、担任の先生に私のほうから説明していた
この頃は通級指導教室(ことばの教室)なども利用していなかったので、学校とのやり取りは、ほぼ担任の先生のみと行うといった感じでした。そのため、進級時には、場面緘黙についての説明や、前年はどう配慮していただいていたか、今後どうしていきたいかなど、私のほうから担任の先生に直接お伝えし、相談する必要がありました。
……が、これがなかなか気をつかうものでした。どの程度お願いして良いのか、無理なことを言っていないか、先生はどのくらい理解があるのか、どう思っているのか、うるさい親と思われていないか……。
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なんとか、継続した支援にできないものかな……と思っていました。
引き継ぎ問題、解決の糸口は……
この引き継ぎ問題が、通級指導教室(ことばの教室)を利用し始めたことで、一気に解決しました!
ことばの教室の利用時に、学校側で(保護者と相談のもと)