不登校の小3息子は解離性障害?児童精神科での違和感…追い詰められた母はセカンドオピニオンを決断して
と言って泣いてしまいました。それほどまでに追い詰められていたこと、周囲に味方がいなかったことに、その時初めて気がつきました。
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セカンドオピニオンの結果は…
セカンドオピニオンの結果は、治療法もお薬の処方も間違ってはいないとのことでした。ただ一つだけ、「解離性障害」という診断名については、B病院の先生によると「僕はどちらかと言えば『不安症』と言いたいです」とのことでした。「心理検査も希望するならやりましょう。できることは全てしていきましょう」とおっしゃっていただき、こちらのB病院に転院を決め、心理検査を受けることになりました。
心理検査とは、広く知能水準や発達水準、パーソナリティを評価するための検査をさします。
病院などで、その後の支援計画・治療計画を立てるために集める情報の1つとして実施されます。
https://junior.litalico.jp/about/hattatsu/news/detail/shinri001/
検査、受けられる…?
心理検査は、診察室近くの小部屋で行われました。検査が始まる前から私は不安でした。まずこの日は、秋にしては気温が真夏並みに高いのに院内は冷房がついておらず、うだるような熱気でした。息子は、暑くなるとパニックが起きやすいのです。また部屋も、天井が低く圧迫感があり、長時間いるのは難しいのではないかな……と思いました。そして何より、息子は不登校になってしまってから、母子分離が難しく、常に私がついていないとだめでした。一人で外出もできなくなってしまっていたのです。
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セカンドオピニオンを受けてよかった
検査が始まって30分も経たない頃、息子が検査室から飛び出してきました。
「帰る!帰る!」と言って暴れます。慣れない空間、見知らぬ大人と二人きり……息子にとっては耐え難い空間だったのでしょう。検査は途中で中止となりました。途中までの内容で一旦結果を出していただき、検査はまた息子の状態が安定してきたら改めて行うことになりましたが、学校で支援を受けようとなると今回の結果では難しく、ひとまず定期的に受診をし、精神障害者保健福祉手帳の取得を目指すことになりました。
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あのままA病院に通っていたら、精神障害者保健福祉手帳の取得を考えることもなかったですし、ずっとモヤモヤしたまま通い続けることになっていたと思うので、思い切ってセカンドオピニオンを受けてよかったと思っています。