子育て情報『友達8人遊びに来たのに息子だけ孤立?自閉症長男、小5で初めて家に友達を連れてきて…』

友達8人遊びに来たのに息子だけ孤立?自閉症長男、小5で初めて家に友達を連れてきて…

友達8人遊びに来たのに息子だけ孤立?自閉症長男、小5で初めて家に友達を連れてきて…の画像

Upload By taeko


自閉症長男は、これから人づき合いを学んでいく

浮いている、孤立しているミミを見て悲しい気持ちにならないというのは嘘になりますが、今ミミは人づき合いを学んでいるところだと思うのです。このような経験をして、自分はどうしたいのか、どうすればいいのか感じ取っていってくれればと思いました。

その後、晴れている日は毎日のように公園へ行き出したミミ。大好きなお友達と遊んでいるようです。自分が小学校の頃も、こういう風に友達とのつき合い方を学んでいったなと思い出しました。ミミはこれからいろいろ学んでいくんだね。
公園で汚れた服や靴を見るたびに、友達と走り回っているミミが見えるようで、私はうれしいのでした。


友達8人遊びに来たのに息子だけ孤立?自閉症長男、小5で初めて家に友達を連れてきて…の画像

Upload By taeko

執筆/taeko

(監修:鈴木先生より)
ASDのお子さんはこだわりや感覚過敏、マイペースなところがあり、集団の中では孤立しやすい傾向にあります。園庭の砂場でみんなの中にいても一人だけ穴を掘っていたり、うるさい子がいるとその子から離れて遊んだりとする傾向があります。今回ミミさんが連れてきた友人はまだ表面的な付き合いだったのかもしれません。お友だちの家にゲームをやりたくて行く子もいます。いろいろなお子さんがいますから、いずれその中の一人でもミミさんと気が合えば真の友人となる可能性が潜んでいます。まずはお友だちを家に呼べたことを良しと考えましょう。学校なら担任が、家なら親やきょうだいが間に入って、時にはミミさんを含めた2~3人の少人数でできる遊びの輪に入れてあげる配慮も必要になります。一度溶け合えば次からは自然と遊べるようになるはずです。


https://h-navi.jp/column/article/35029959
前の記事はこちら

(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。
知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)

関連記事
新着子育てまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.