子育て情報『生まれた息子に知的障害と自閉症が。「障害」のある子どもの親になるということ【妻から夫へのインタビュー】』

生まれた息子に知的障害と自閉症が。「障害」のある子どもの親になるということ【妻から夫へのインタビュー】

父親とはいえ私も人間なので、そんな時は子どもと距離を置きたい気持ちになります。一方で、息子の何気ない成長を感じた時に、日頃密に接する時間が少ない分、いつの間にこんなことができるようになったのだろうと驚かされることもあります。でも成長することで困り事が減ることもあれば、逆に増えることもあるので息子の成長に一喜一憂している日々です。」

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Q:これからのこと

夫「将来は私も息子と一緒に何かをつくったり、楽しいことを探したりしながら、何か夢中になってできる息子の生き甲斐のようなものを見つけてあげることができればと思っています。これから大変なこともあると思いますが、息子にはできるだけ幸せに笑って暮らせる人生を過ごしてもらいたいと願っています。」

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執筆/みん

(監修:初川先生より)
みんさんの夫氏へのインタビューをありがとうございます。発達ナビのコラムでも母親視点での語りのほうが多いので、父親目線での語りをうかがえるのは貴重ですね。わが子に障害があるかもしれないと勘づき、実際に診断されて障害があると受け取る。
その大きな出来事の捉え方は人それぞれです。みんさんの夫氏は、みんさんが持っていた違和感を共に感じて受診をご決断されたということでした。このあたり、人によってだいぶ違うだろうと感じます(場合によっては夫婦でとてももめることもあるでしょう)。父親側の語りの絶対数が少ないこともあり、父である男性陣からするとご自身の葛藤や迷い、不安などをどう言葉にしていいか分からなかったり、言葉にすることで夫婦でもめそうだからあまり語らずにいたりすることもあるのではと思います。今回のエピソードを可能なら、例えば夫さんなどパートナーにも読んでいただいて家族で自分たちはどうかという話をしていただくのもよいかもしれませんね。子どもが成長するにつれ、いいこともそうでないことも起きることがあり、「一喜一憂」と語られていましたが、そのあたり、きっと皆さんも思い当たる節があるのではと思いますし、ご家族でそのあたり語らいながら子育てできると、お子さんに関わる時間は長短あれども同じ方向を向きやすくなるのではと思います。

https://h-navi.jp/column/article/35030049
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(コラム内の障害名表記について)

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