このままだと完全な不登校に…?母の焦り【マンガ発達障害の子どもと私たち/はるき編第1話】
マンガ「発達障害の子どもと私たち」はるき編 第1話
Upload By ユーザー体験談
Upload By ユーザー体験談
休む日がどんどん増えていって……
Upload By ユーザー体験談
Upload By ユーザー体験談
運動会後、行き渋りが始まったASD(自閉スペクトラム症)小2のはるき
発達ナビユーザーから寄せられた体験談を元にしたストーリー「マンガ発達障害の子どもと私たち」はるき編 第1話をお届けします。
3歳でASD(自閉スペクトラム症)と診断を受けたはるきさんは、小学2年生まで元気に学校へ通っていました。しかし運動会が終わった5月の下旬頃から「学校を休みたい」というようになって……。
保護者さんは自分で発達障害の本を読んだり勉強をしていたため、子どもが学校へ行きたくないといったとき「責めずに受け入れる」対応をとりました。ですが、いつまでも休みがちな様子に、完全な不登校になってしまったらどうしようと焦りが募ってきます。
はるきさんの「先生も友達もやさしくしてくれる……。ただ学校だとさみしくてしょうがなくて口を開いたら涙がでそうになるんだ……」のセリフに、行き渋りのヒントがあるのでしょうか?
次回は、はるきさんの視点でお話が進んでいきます。はるき編 第2話「『お母さん、迷惑かけてごめん』不登校で揺れる自閉症息子の気持ち」ぜひご覧ください。
行き渋りは子どものSOS【専門家解説】
子どもは「学校へ行った方がいい」と分かっていることがほとんどです。それでも「学校に行きたくない」と言ったとき、それは子どもからの「SOS」であると受け止めることが大事です。
発達障害のある子どもは、「学校」という社会の枠組みや「標準」とよばれるようなものにフィットしづらい傾向があります。能力として「できる/できない」以前に、学校へ通い続けることで消耗し、自分自身のコンディションによって思うような行動ができず、困りごとを抱えてしまうことも多いと考えられます。まずは、「学校に行きたくない」と言われたら、まずはその気持ちを受け入れると同時に、その理由を本人、またはそれ以外の学校の先生方からも情報を集め、子どもがどういった環境要因によって困難を感じているのか考えていきましょう。
Upload By ユーザー体験談
子どもが不登校になったときのサポート方法については、以下の記事を是非御覧ください。