子育て情報『LITALICO発達特性検査の結果レポート。どうサポートに使えばいい? こんなときどうしたらいい?皆さんの疑問にお答えします!』

LITALICO発達特性検査の結果レポート。どうサポートに使えばいい? こんなときどうしたらいい?皆さんの疑問にお答えします!

検査結果を周りの人と共有することで、お子さまへの一貫した接し方につながります。

お子さまにとって、取り組みやすく失敗しにくい方法や環境があり、それを繰り返すことで習慣化できれば、困りごとは軽減されていくでしょう。そのために、特性や本人に合った方法を本人や家族、園や学校などの周りの人と共有することが必要になってきます。

また、LITALICO発達特性検査は保護者の方の視点での回答に基づく検査です。保護者の方と関係者で見立てが異なる場合や、環境によってお子さまの困りや特性の現れ方が異なる場合もあります。

「家庭ではこのような困りがあり、この方法でうまくいきました」「学校ではその点は困っている様子がありませんが、こういう場合には困ることがあるようです」など、園や学校、専門家との相談などで結果を共有し、話し合うきっかけにすることで、別の情報やサポートのヒントが得られることもあります。

相談や対応方法を試す際などに、検査結果を周りの人と共有するためのツールとしてご活用ください。


Q.サポートを試してもうまくいかない場合はどうしたらいいでしょうか?

検査結果レポートの「サポートの方向性」では、基本的にはお子さまの特性や年齢に合わせ、比較的うまくいきやすい方法が表示されています。
ですが、お子さまの状況や環境、またほかの特性や要因が影響している場合などもあるため、表示された方法がそのまますべてうまくいくとは限りません。お子さまの場合はどう当てはめたらうまくいきそうか調整をしてみましょう。例えば、課題の難易度や取り組む時間、内容などをカスタマイズしたり、お子さまに合うように試してみてください。

検査結果を参考にしながら、本人が困っていることや状況に合わせて工夫や調整をしてみましょう。「サポートの方向性」の例示そのままではうまくいかない場合でも、以下のような工夫でうまくいくようになることもあります。

・好きなものや取り組みやすいもの、ご褒美でモチベーションをあげる
例)着替えのあとでジュースを飲めるようにスケジュールを示す

・本人に分かりやすい言葉や方法で伝える
例)「早くして」と注意する代わりに、時計を示して「短い針が6になるまでにやってね」と具体的な指示に変更する
このほかにも、課題の難易度や取り組む時間を調整する、スモールステップで段階に分けて取り組む、本人に合う道具や環境を探すなどの工夫もできます。

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