授業中立ち歩き、常にイライラ…小2息子に合った「放課後等デイサービス選びのポイント」は?
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そのような工夫を見て、1件目の施設よりも、こちらの施設のほうが息子にとって学びが大きいかもしれないと感じました。そこで、2件目に見学に行った放課後等デイサービスでお世話になることに決めたのでした。
放課後等デイサービスに通い始めて4年。現在の様子は?
小学2年生の秋から通い始めて小学6年生になった今でも、息子はとても楽しく放課後等デイサービスに通っています。
外遊びは好きではない息子ですが、デイサービスでみんなと公園に行くときには「あんまり行きたくないなぁ」と言いながらも、年下の子と手をつないで歩いて行っているそうです。職員さんが公園のゴミ拾いをしようと声をかけてくれると、息子は喜んでたくさんのゴミを拾っているみたいです。
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初めて施設を探すときには何を目的にどんなところを探したらいいのかよく分からずに悩んでしまいましたが、実際に行ってみることで、どんなことを求めたいのか自分の中ではっきりしたような気がします。
デイサービスの職員さんはみんな子どものことよく見てくれていて、私が家で関わっているだけでは気づけないような息子の改善点なども共有してくれて、とてもありがたいと思っています。
執筆/メイ
(監修:新美先生より)
放課後等デイサービス探しについて具体的に聞かせていただきありがとうございます。
メイさんの息子さんは、学校で過ごすのがつらくなったのをきっかけに放課後等デイサービスを探し始めたのですね。このようなニーズの場合は、放課後等デイサービスではとにかく居心地よく安心して楽しく遊べるかどうかを大事に探されるとよいですね。学校で頑張ったあとの気分転換、ストレス発散ができたり、もし学校に行きづらくなったとしても、家以外に他者とつながって自宅でできない活動ができる居場所があることはお子さんにとって大きいメリットになると思います。メイさんの息子さんは2年生から6年生までずっと同じ放課後等デイサービスに通っているとのことですので、きっと息子さんにとって居心地の良い大事な居場所になっているのですね。
https://h-navi.jp/column/article/35030186
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コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」