強いこだわり、パニックの多かった中2自閉症娘。小2から通う放課後等デイサービスで学んだことは
ASD(自閉スペクトラム症)の娘は小学2年生から放課後等デイサービスを利用しています
小学2年生から放課後等デイサービスを利用している娘。
中学生になってから、勉強や部活で忙しくなり、長い休み期間(夏休み)などに、数日しか通えなくなりましたが、娘は今も放課後等デイサービスで過ごす時間が大好きです。娘は、ここで多くのことを学びました。
放課後等デイサービスには、いろいろな子がいます。
学校で、強いこだわりやパニックを起こし、周りに合わせてもらい、特別扱いが多い娘ですが、放課後等デイサービスでは、娘のような個性を持った子たちがたくさんいるため、誰も特別ではありません。自分に譲れないこだわりがあるように、周りにもこだわりを持った子がいます。
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みんな、こだわる行動には理由があるということを周りの子から学び、周りの子を見て、自分のことを客観的に見ることができるようになりました。
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中学生になった娘の放課後等デイサービスでの過ごし方は……
中学生になってからは、すっかりお姉さんポジションになり、小さい子たちに合わせることが多くなった娘。小学生の子たちと一緒に遊ぶのは、楽しいのですが、長時間だと疲れてしまうそうです。
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そんな時は、先生方が考慮してくれ、離れた部屋や1人になれる場所を用意してくれ、静かに過ごせるようにしてくれます。
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娘が小学2年生の時からずっと同じ先生が見てくれているため、娘のことはよく理解してもらっています。
どう声をかけたらいいか、どう接したらいいか、どんなことが好きか……中学生になって、こだわりやパニックがある程度落ち着いても、配慮は変わらず温かいです。今の娘があるのも、放課後等デイサービスで過ごした時間があるからだと思っています。
親の私では、教えることができなかったことを、周りの先生や友達から学ぶことができた娘。あの時、放課後等デイサービスに通うという判断をして、本当に良かったと思っています。
執筆/SAKURA
(監修:藤井先生より)
放課後等デイサービスを利用することで、先生がSST(ソーシャルスキルトレーニング)を行ってくれていた様子が伝わってきました。