小学校の冬休み、こだわり炸裂!?宿題で号泣、早朝縄跳び…自閉症娘のちっとも「休まらない」過ごし方
学校があってもなくても大変!?長期休みの困りごと
学校がある期間は、娘の送り迎えをしたり(娘の通う小学校では、特別支援学級在籍の場合は保護者の送迎が必須)、行きしぶりの対応をしたり、学校と連携をとったり……。保護者の出番が多すぎて、正直早く学校が休みにならないかなと思うことがよくあります。実際「また送迎や娘の調子をみながら生活するのか〜長期休み終わらないで〜」と考えることも何度もありました。しかしそれはそれ、これはこれで、娘には特性が爆発する「長期休みでの困りごと」があります。
特に小学3年生の冬休みは大変でした。冬休み前日の終業式、帰ってきた娘は私に元気に言うのです。「今日中に冬休みの宿題全部終わらせる!」と……。算数と国語のドリルに加えてプリントが数枚、さらに書き初めの宿題もあります。
どうみても1日で終わる量ではありません。やる気満々の娘を説得しようと、努めて冷静に話し合おうとしましたが、何を言っても「でもやりたい」「早く終わらせたい」「やってみないと分からない」と返答があるばかり。やる気があるのは良いことだし、とりあえずやってみて自分で気づけばいいか……とやらせてみると、数時間後には手が痛い、できない自分はなんてダメなんだ……と悔し泣きをする娘の姿が……。
そこで、私は「自分はダメな子だ」と泣いている娘を励まして、改めて娘と話し合い、残っているプリント数枚と書き初めは2日目(正確には冬休み1日目……)にやることで納得してもらったのでした。
冬の定番「縄跳び」で娘の完璧主義が炸裂!?

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翌日、プリントと書き初めも終わってほっとしていると、縄跳びの宿題もあると言い出す娘(なぜかそれは最初の日に終わらなくてもよかったようで……ほかの宿題と何が違うのかはよく分かりません……)。
縄跳びの宿題は15級〜1級まであり、それぞれの級に技の種類と回数が書かれていました。クリアしたら色が塗れるのですが、娘はそれを「全部クリアしたい!」と言うのです。ここから娘の「縄跳び特訓地獄」に付き合う日々が始まりました……。
娘は、自分で立てた目標に毎日挑戦しましたが、やはり全部クリアのハードルは高く、失敗する度に「できない」と悔し泣きをしていました。娘の目標を高く持ち頑張るところは尊敬していますし、素敵だと思います。でも、失敗するたびに泣く娘を励まして、褒めて付き添い続けるのがしんどい時もありました。