素敵なパパ・ママの推薦図書【vol.4 ヴィンテージショップオーナー・平野みかほさん】 | HugMug
“どこ どこ かわいい?”から始まり、登場する動物や赤ちゃんの可愛いところや、上手なところを見つけ合うお話。やさしい色彩とまろやかなテンポで読み進められるので、はじめての絵本にもおすすめです。私は、言葉に合わせて娘の耳や足に触れ、スキンシップをとりながら読んでいました。2歳になった次女は、家族や玩具などの素敵なところを見つけるのがとても上手に」
for KIDS
不思議な世界に旅立てる絵本
『サーベルふじん』
作・絵:網代幸介
「網代幸介さんの作品が好きで、私が読むために購入した絵本だったのですが、いつの間にか長女のお気に入りの一冊に。見たことのあるようなないような、不思議で素敵な登場人物たちの心あたたまるお話。あるはずないけれど、こんな世界あったら楽しそう! と思える唯一無二の世界観に引き込まれます。『サーベルふじんはどんな声かな、何歳だろう』『この人は人間? 動物かなー』と、読み終わったあともそのまま絵本の世界に浸り、想像を楽しんでいる長女の姿が心に残っています。大人もワクワクしながら読める一冊。
私も出席してみたい、サーベル夫人のピザパーティ」
for KIDS
世界観を体感できる絵本
『かみなりケーキ』
作・絵:パトリシア・ポラッコ
訳:小島希里
「かみなりのとどろく夏の時期に読みたい一冊。子どもたちも最初は数を数えながらだんだん雷が近付いてくる風景を想像してドキドキしている様子でしたが、おばあちゃんとケーキづくりをがんばるうちに雷を克服、ほかのちょっと怖いものも一緒に克服した主人公の“わたし”に気持ちを重ねながら、だんだん楽しくおもしろく読めるように。
最後のページにかみなりケーキのレシピがついているので、実際につくって、絵本の世界観をそのまま体感できるというのも魅力のひとつです」
for KIDS
クリスマスに読みたい絵本
『クリスマスのてんし』
作・絵:エルゼ・ヴェンツ-ヴィエトール
訳:さいとうひさこ
「去年のクリスマス、1歳になる次女へのプレゼントに長女が選んでくれました。妹が生まれてから使っていた籐のゆりかごが絵本の表紙に描かれていたので、絵本を見つけた瞬間、“私が読んであげたい”と思ったのだそう。クラシカルな絵のやさしい雰囲気と、10人の天使のエピソードから助け合いの大切さを学びます。読み終わるころ、子どもたちはニコニコほほえみ、私の目には涙が溜まっているほど。