脳が活性化され、想像力や協調性も養える! 教育効果抜群のおすすめ「手遊び歌」
のようなスキンシップが取れる歌がおすすめです。まだ自ら言葉でコミュニケーションを取ることが難しい、0~1歳の子どもたちでも楽しむことができるとされています。
子どもの手のひらを叩いたりつねったりする手の動き、手首から肩へ向かって指先でやさしくタッチする感触、最後の「こちょこちょ」でくすぐりながらスキンシップを図りましょう。子どもは、さまざまな手指の動きや強さを感じ、また父親や母親の歌声やスキンシップを通して楽しく心地良い気分や安心感を得られます。
「一本橋こちょこちょ」のほかには「ちょちちょちあわわ」「あたま・かた・ひざ・ポン」など長く歌い継がれているスタンダードナンバーがおすすめです。
想像力を養う!「ぐーちょきぱーでなにつくろ」
子どもは2~3歳ごろから、想像力をはたらかせる手遊び歌が1人でできるようになります。おなじみの「ぐーちょきぱーでなにつくろ」は、特に「ちょき」を指でつくるのに四苦八苦する子もいると思いますが、複雑な指の動きによって脳に刺激が与えられます。
この歌は、ジャンケンに使うグー、チョキ、パーの手の形を覚えるのに便利な上に、この3つの形を両手で作るところがポイントです。
あるときは左右一緒の形、またあるときは左右別々の形と変化に富み、手の動きでイメージを形づくることで想像力が養われます。
このほかに「トントントントンひげじいさん」「キャベツのなかから」などが楽しく遊びながら指の複雑な動きで脳を鍛えることができておすすめです。
協調性を育む!「アルプス一万尺」
お友だちとの関係が作られはじめると、2人で向かい合って遊ぶ「アルプス一万尺」のような手遊び歌が楽しくなります。
向かい合った相手の左右と自分の左右が違うことに気づきがありますし、リズムに合わせて一緒に同じ動作をすることで協調性が育まれます。
同様の手遊び歌には「茶摘み」「みかんの花咲く丘」などがあり、子どものころ友だちと一緒に遊んだ人も多いのではないでしょうか。2人で行なう手遊び歌は大きくなっても遊ぶ子が多いようで、小学生になってからも、雨の日の休み時間やちょっとした空き時間に楽しんでいることもあるようです。2人で行なう手遊び歌は、同じ曲でも地域や年代によって手の動きが違っていたり、歌詞を替え歌にして遊んだりといったアレンジ版も増えます。子どもが園や学校で友だちから教えてもらってきた遊び方が、パパやママが子どものころに遊んでいたものとは違うことも。