子育て情報『「自分はできる!」 子どもの潜在意識を自信でいっぱいにする親の習慣』

2019年2月20日 10:30

「自分はできる!」 子どもの潜在意識を自信でいっぱいにする親の習慣

目次

・潜在意識とはすべての記憶の蓄積
・潜在意識と顕在意識
・子どもの潜在意識
「自分はできる!」子どもの潜在意識を自信でいっぱいにする親の習慣

よく「潜在意識は子どもの成長に大きく関わっている」といわれます。そもそも潜在意識とは何なのでしょうか。

今回は、潜在意識の基本的な知識に加えて、子どもの潜在意識を自信でいっぱいにするための親の関わり方について紹介しましょう。

潜在意識とはすべての記憶の蓄積

潜在意識とは、日々の生活の中で自覚のないままに行動する際の意識のことです。潜在意識には、生まれてきてから現在までのすべての記憶が蓄積されています。

例えば、歩いたり走ったりという行動は、必要に応じて自然と行なっていますよね。これは、歩く・走ることが潜在意識の中に刷り込まれているためです。また、自転車の運転や、スプーンやフォーク、箸の使い方などは、子どもの頃はうまくできずに何度も練習しますが、そのうちスムーズにこなせるようになります。
これは、意識的に行なっていた行動が潜在意識の中に刷り込まれていったということです。

大人の場合、昔好んで聴いていた音楽を久しぶりに聴いたり、子どもの頃に大好きだったお菓子を食べたりしたときなどに、その当時の他の思い出まで自然とよみがえってきたという経験のある方は多いでしょう。これは、潜在意識の中に残っていた記憶が、関連のある行動によって呼び起こされたためです。

また、自分自身を「明るくて人付き合いが得意」「内向的で人見知り」などと分析することも、かつて第三者に「あなたは明るい人だね」「人見知りしてるんじゃない?」といわれた記憶が潜在意識に蓄積していることが大きく関係しています。

「自分はできる!」 子どもの潜在意識を自信でいっぱいにする親の習慣


潜在意識と顕在意識

潜在意識の対極にあるのが、顕在意識です。潜在意識とは違い、自分自身で決定した意識的な行動のもととなる部分ですね。例えば、「今日のお昼はカレーを食べよう」「今日はこの洋服を着て出かけよう」などと考えて行動することが顕在意識といえます。

私たちは日々の生活で、すべて自分自身の意思で選択したり、行動したりしているように思えますよね。
しかし実は、顕在意識が働く割合は多くとも1割程度で、残りは潜在意識が占めているのです。

そのため、顕在意識でやろうと思っていても、潜在意識の中に「本当はやりたくない」という考えがある場合は、失敗したり、挫折したりしてしまう可能性が高くなります。何か実現したい目標があったり、自分自身を変えたいと思ったりしたときは、潜在意識に働きかける必要があるのです。

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