子育て情報『“日常的に”自然で遊ぶメリット。「感性で動く」幼少期に多くの自然体験をすべき理由』

2019年8月14日 07:14

“日常的に”自然で遊ぶメリット。「感性で動く」幼少期に多くの自然体験をすべき理由

といったこと、「その行動をすることの意味」といったことも考えてしまうでしょう。それでは、純粋な意味での体験をすることはできません。

そうではなく、頭で考える前に「感性で動く」子どものうちに、なるべく多くの体験をさせてあげてほしいのです。そして、できれば親も一緒になって体験をしてください。いくら子ども時代に自然のなかで遊んだ経験がある親であっても、成長するうちに少なからず「頭で考える」大人になっています。学びの真っ最中にある子どもに共感するためにも、親自身もあらためて自然体験をしてほしいと思うのです。

“日常的に”自然で遊ぶメリット。「感性で動く」幼少期に多くの自然体験をすべき理由


『社会問題を解決する自然学校の使命』
佐藤初雄 著/みくに出版(2009)
“日常的に”自然で遊ぶメリット。「感性で動く」幼少期に多くの自然体験をすべき理由


『13歳までにやっておくべき50の冒険』
ピエルドメニコ・バッカラリオ、トンマーゾ・ペルチヴァーレ 著/佐藤初雄 監修/太郎次郎社エディタス(2016)
“日常的に”自然で遊ぶメリット。「感性で動く」幼少期に多くの自然体験をすべき理由


■ NPO法人国際自然大学校理事長・佐藤初雄さん インタビュー一覧
第1回:キャンプに「せっかくだから」は不要!子どもが自ら学ぶ、自然のなかでの“シンプルな”過ごし方
第2回:「ギリギリまで待ち、見守る」がコツ。我が子の自然体験に親はいかに“介入する”べきか
第3回:“日常的に”自然で遊ぶメリット。「感性で動く」幼少期に多くの自然体験をすべき理由
第4回:【初心者向け】親子キャンプの楽しみ方。自然体験のプロが教える、親の2つの“NG行動”(※近日公開)

【プロフィール】
佐藤初雄(さとう・はつお)
1956年12月21日生まれ、東京都出身。NPO法人国際自然大学校理事長。他にNPO法人自然体験活動推進協議会代表理事、NPO法人神奈川シニア自然大学校理事長、公益社団法人日本キャンプ協会監事なども務める。1979年、日本体育大学社会体育学科を卒業し、財団法人農村文化協会栂池センター入所。1891年に同センターを退所し、1983年4月に国際自然大学校を設立。
「次代を担う自立した青少年を育成するには自然体験活動が不可欠」として「教育・環境・健康・国際・地域振興」をキーワードに自然体験活動の提供を続ける、国内における野外活動指導の第一人者。著書に『図解 サバイバル百科』(成美堂出版)がある。

【ライタープロフィール】
清家茂樹(せいけ・しげき)
1975年生まれ、愛媛県出身。出版社勤務を経て2012年に独立し、編集プロダクション・株式会社ESSを設立。ジャンルを問わずさまざまな雑誌・書籍の編集に携わる。

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