楽しくて簡単! 親子で大満足、リピート間違いなしの新感覚陶芸「門仲焼」
陶芸は、「力を込めて土をこね、ろくろをまわし、成形に集中、その後長い時間をかけて焼き上げる」もの。初心者、特に子どもにはハードルが高いイメージがありますよね。
そんなイメージを覆す、簡単で楽しい陶芸教室があります。親子で夢中になってしまうという門仲焼教室についてご紹介しましょう。
新感覚陶芸――門仲焼とは?
まずは「門仲焼って何?」と思いますよね。食べ物ではありません(笑)。
「門仲焼」は、カラフルな粘土を使って絵を描くように制作をする、必死の練り作業のない新感覚の陶芸です。様々な色の液体粘土を組み合わせ、小さなお子様から大人まで、自由自在にアクセサリー・小物・箸置き・ボタンなどを作ることができます。門仲焼は一回完結型のワークショップなので、制作日からお届けまでたったの1~2 週間。ご都合の良い時に気軽に体験できるのも魅力です。
※通常の陶芸教室は工程が多く、完成まで1ヶ月以上かかります。
[一般的な陶芸]成形→乾燥→素焼き→色つけ→本焼き
[門仲焼]成形→本焼き
(引用元:門仲焼)
こねずに、絵を描くように作れるワケは、液体粘土を使うことにあります。何色もある着色液体粘土(カラースリップ)は、細い口がついた柔らかめのプラスチックボトルに入っているため、扱いは初心者にとっても簡単。クッキーにアイシングするかのように、細く絞り出して形を描き、模様をのせていくことができるのです。柔らかいので、形もデザインも自由自在。
何を作るかもお好きなまま、箸置きやオブジェ、穴を開けてボタンやアクセサリーパーツも。
クリスマスシーズンならオーナメントもいいですね。自分だけのオリジナル作品を暮らしの中で使うこともできる実用性も魅力です。
「門仲焼」は、講師の現代陶芸作家・横山玄太郎さんが発案したオリジナル工法です。横山さんは、アメリカの美大を卒業後、現地の陶器製作所を経て帰国。東京・門前仲町にアトリエを構え、国内外のギャラリーで作品を発表、作品は森美術館ミュージアムショップ(東京・六本木)にも取扱いがあるなど、活躍中のアーティスト。「門仲焼」の自由な発想、カラフルな作風は、ご本人のバックグラウンドの賜物なのですね。
こんなに簡単でいいの!?門仲焼の作業工程
「門仲焼」について少しわかったところで、気になるワークショップでの工程をご紹介します。
【1】作業用珪藻土ボード上にカラースリップを絞り出し、ベースになる好きな形を作ります。