子育て情報『「わたしの子=わたしのもの」と思ってはダメ。“傾聴力”で子育てはもっとうまくいく!』

「わたしの子=わたしのもの」と思ってはダメ。“傾聴力”で子育てはもっとうまくいく!

なのです。

また、共働き世帯やシングルの家庭も増えているいまの時代にはそぐわなくなっている部分もありますが、父親と母親でその役割をわけることも大切かもしれません。子どもの言葉や本心を聴くにも、母親は子どもの心に寄り添ってあげるべきでしょう。一方、一般的に母親に比べて社会経験豊富な父親は、子どもの目標や希望を叶えるためにはなにをすべきかといった実務的な部分の悩みを聴きサポートするのです。

もちろんいまは、子育てや家事なども含めて両親の役割の差が明確ではなくなりつつあります。それぞれの家庭事情や子どもの悩みの種類などを踏まえ、臨機応変に対応することを考えてください。

岩﨑由純さんインタビュー_子育てにおける傾聴力の大切さ04


『相手の結果を100%引き出す 実践!ペップトーク』
岩﨑由純 監修・浦上大輔 著/フォレスト出版(2019)
岩﨑由純さん著書


■ 日本ペップトーク普及協会代表理事・岩﨑由純さん インタビュー記事一覧
第1回:子どもの成功も失敗も、親の言葉がけ次第!「ペップトーク」が持つすごい力とは
第2回:子どもの夢を断ち切っているのは親かもしれない。注意すべき「ドリームキラー」発言
第3回:「わたしの子=わたしのもの」と思ってはダメ。“傾聴力”で子育てはもっとうまくいく!
第4回:本番に強いか弱いかは価値観で決まる。「緊張を味方につける方法」の教え方(※近日公開)

【プロフィール】
岩﨑由純(いわさき・よしずみ)
1959年10月10日生まれ、山口県出身。一般社団法人日本ペップトーク普及協会代表理事。NECレッドロケッツ・コンディショニングアドバイザー。日本体育大学体育学部体育学科卒業後に渡米し、米シラキューズ大学大学院体育学専攻科修士課程修了。日本初の「アスレチックトレーナー」として数々のスポーツ現場で活躍。
アメリカ留学中に、ペップトークの迫力・思い・魅力を体感し、現在はスポーツの他、教育・ビジネスの世界にペップトークを普及するため精力的に講演活動を行っている。主な著書に『子どもの心に響く励ましの言葉がけ「ペップトーク」』(学事出版)、『想いが伝わるペップトーク』(いまじにあ出版)、『やる気をなくす悪魔の言葉VSやる気を起こす魔法の言葉』(中央経済社)、『心に響くコミュニケーション ペップトーク』(中央経済社)、『子どものココロを育てるコミュニケーション術』(東邦出版)などがある。

【ライタープロフィール】
清家茂樹(せいけ・しげき)

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