子育て情報『「地頭がいい子」の特徴5つ。「頭がいい子」との決定的な違いとは?』

「地頭がいい子」の特徴5つ。「頭がいい子」との決定的な違いとは?

だと石田氏は言います。ただし、そこで返ってくる答えが間違っていても、責めたりあきれたりしないように注意してください。「なるほど~」「そう思うんだね」と楽しく会話が続くような声かけを意識しましょう。

地頭がいい子の特徴02


地頭がいい子の特徴2:判断力がある

私たちを取り巻く環境は、日々変化しています。特に近年では、社会の仕組みや価値観を大きく揺るがすような出来事が頻繁に起こり、そのつど柔軟に対応する力が求められています。脳科学者の茂木健一郎氏いわく、「地頭の良さは『変化に適応できる』ということ」なのだそう。この「変化への適応」というのは、ただ流れに身を任せることではありません。変化する状況に対して、自分はどうすればいいのかを考えて、判断できる力がついているという意味です。


幼児教室講師を経て、親子向けの食育プログラムを提供している高橋未来氏は、たくさんの親子と接した経験から「頭のいい子」と「地頭のいい子」には決定的な違いがあると言います。それは、偏差値の高い学校へ通っているいわゆる「頭のいい子」が教えられているのは、「正解に最短でたどり着く方法」であるのに対し、「地頭がいい子」は「正解を見つける機会を提供されてきた」という点。地頭がいい子の親に話を聞くと、子どもにたくさんの遊びを体験させるなかで、「あなたはどう思うの?」の問いをとても大事にしていたそうです。

「今日着る服は、これにしなさい」と一方的に決めたり、子どもがレストランでメニューを見ながら迷っているときに「まだ決められないの?ハンバーグでいいよね」と勝手に選んだりと、本人が考える機会を奪っていませんか?子どもの地頭を鍛えたいと思うなら、子どもの判断を急かさず、たくさんの考える機会を与えましょう。自分なりの「正解を見つける機会」が多ければ多いほど、思考の幅が広がり、判断力が育つそうですよ。

地頭がいい子03

地頭がいい子の特徴3:知的好奇心が旺盛

家庭教育研究家の田宮由美氏は「『どうして?』を突き詰めていく姿勢が、地頭を鍛えることにつながる」と述べています。さらに教育評論家の親野智可等氏も、「地頭がいいなあと感じる子は、知的好奇心が旺盛なことが多い」と指摘しています。わざわざ「勉強するぞ!」と意識せずとも、日常生活や遊びのなかで、「これはどういうことなんだろう?」「どうしてこうなったんだろう?」と好奇心が刺激される場面が多く、さらにその繰り返しによって知的に鍛えられた結果、地頭が育まれていくのです。

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