子育て情報『「地頭がいい子」の特徴5つ。「頭がいい子」との決定的な違いとは?』

「地頭がいい子」の特徴5つ。「頭がいい子」との決定的な違いとは?

と実感させてあげましょう。

地頭がいい子の特徴05


地頭がいい子の特徴5:コミュニケーション能力が高い

地頭の良さを判断するのに、「コミュニケーション能力の高さ」も重要です。脳科学者の瀧靖之氏によると、「地頭がいい人はコミュニケーション能力が磨かれている」のだそう。他人とコミュニケーションをとることは意外と頭を使います。「コミュニケーション能力が高い人は、常に頭のなかで考えながら発言している。これこそ『地頭がよい』ということ」と瀧氏が指摘するように、相手に合わせたテーマ選びや間のとり方、リアクションなど、地頭の良さが如実に表れるのがコミュニケーション能力なのです。

また前出の田宮氏も、地頭の良さは「その場の空気を読むことができ、人と打ち解けやすいコミュニケーション能力の高さ」から感じ取れると述べています。空気を読めるのは、まさに観察力の高さゆえ。
「洗濯物を取り込んで」とだけお願いしたのに、畳んでタンスに収納するといった行動ができてしまうような子は地頭がよいと言えます。少ない情報からその先を推測できる力があるからこそです。このような行動を自然とできる子は、間違いなくまわりの人と上手にコミュニケーションがとれるのだそう。

ただし、もしお子さんがコミュニケーションが苦手でも、決して「地頭が悪い」というわけではありません。「機会を増やして慣れていくことで、コミュニケーションも円滑にできるようになる」と瀧氏が話すように、年齢性別関係なくたくさんの人と触れ合う機会をつくってあげましょう。そうすることで、確実に地頭が鍛えられます。

***
数値では測れない「地頭の良さ」を伸ばすための方法をまとめました。どれも決して難しいことではありません。
日常のちょっとした声かけや環境づくりを工夫するだけで、着実にお子さんの地頭を鍛えることができます。ぜひ試してみてくださいね。

(参考)
デジタル大辞泉|じ-あたま〔ヂ-〕【地頭】
石田勝紀(2020),『同じ勉強をしていて、なぜ差がつくのか?「自分の頭で考える子」に変わる10のマジックワード(小学校1年生~小学校6年生対象)』, ディスカヴァー・トゥエンティワン.
日経DUAL|地頭のいい子は観察力が違う視点を変える親の声かけ
日経DUAL|茂木健一郎「理三を目指すような子には育てるな」
日経xwoman Terrace|頭の良さと地頭の良さは違う。幼児教育の現場で見た、地頭の良い子の育て方
東洋経済オンライン|「地頭のいい子」

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