真っ赤なお尻は可哀想!赤ちゃんのおむつかぶれを治すには?
生まれたばかりの赤ちゃんのお肌はまだまだとっても弱くてデリケートです。バリア機能も未熟なため、ちょっとした刺激であっても敏感に反応してしまいます。特にママがおむつ交換で気づくことが多いのが、陰部や外陰部、肛門付近、お尻のおむつかぶれです。今回は特に、生まれてから28日間の新生児と呼ばれる時期の赤ちゃんに的を絞って、赤ちゃんのおむつかぶれの原因や予防法、できてしまったときの対処法などについて役立つ情報をお伝えします。
おむつかぶれの原因とは?予防法や対処法はあるの?
多くの赤ちゃんが一度はおむつかぶれを経験します。どうして赤ちゃんはおむつによるかぶれを起こしやすいのでしょうか?
ママが注意していたとしてもできてしまうことはあります。おむつかぶれの原因は、一つだけという訳ではなく色々なものがあるので、以下の情報を参考にして、対策をしてみてください。
そもそもおむつかぶれって?どんな症状が出てくるの?
おむつかぶれとは、「非アレルギー性接触皮膚炎」の中の一つに位置づけられています。
おむつが赤ちゃんの肌に触れている部分、つまりお尻や陰部や外陰部の肌が炎症を起こしてしまって赤くなったり、小さなブツブツの発疹が出てきたりします。
また悪化してただれてしまったり、もっとひどくなってくると、真っ赤に腫れてきてジュクジュクとしたかさぶたができたりしてしまいます。それだけではなく、痛みや痒みも伴うので、赤ちゃんは不快感を敏感に感じて機嫌が悪くなって泣き出したり、ぐずったりすることなども起きてきてしまいます。
ただ、体質にも左右されるので、なりにくい子もいれば、なりやすい子もいます。
新生児のおむつかぶれの原因には何があるの?
新生児がおむつかぶれになってしまうのは、まだ肌のバリア機能も弱い上に、新陳代謝の活発な赤ちゃんは、大人よりもよく汗をかくからです。
つまりこういうことです。
汗とうんちやおしっこの排泄物の中の水分によっておむつの中にあるおしりがよく蒸れた状態になってしまいます。そしてそこが強い力でこすれてしまったり、排泄物の中に含まれる尿素や酵素の他、おむつ自身の繊維による摩擦や洗剤などが刺激になって簡単に発症してしまいます。
また、大小色々な発疹が出たり、お尻の境界部分が鮮明でカサカサしたりモコモコとした感じとなる、典型的なカビ菌によるおむつかぶれもあります。他にも、下痢が酷いときにもおむつかぶれを起こしたりします。