【毎日買うのはNG】買い物の達人に聞く 時短な買い物タイミング
仕事が終わって、家に帰る前にスーパーに寄り、夕食の買い物へ。今夜は肉じゃがにしようと思って、スーパーに行ったら、肝心のお肉が売り切れていて「ない!」。
駅から少し離れた所にある、違うスーパーなら置いているかも…。でも、あそこまで行って、買い物をして戻ったら30分のロスになっちゃうし…。世のお母さんたちも、買い物でこうした煩わしい思いを抱くことありませんか?
時短につながる買い物術 最適な組み合わせはあるもの?
スーパーが自宅の近くに充実しているか、など。居住エリアの利便性にもよって異なるところはありますが、そもそも、買い物は「1週間にまとめて週末に買う」派、「毎日買い物に行く」派など、その頻度は自由自在。
また、リアルな店舗に限らず、ネットスーパーや食材宅配など、買う場所や買い方にはいろいろあるから、どんな買い物方法が効率は良いのかちょっとわかりにくい…。
「買い物は献立と予算を決めて1週間にまとめて買う方が効率は良いと思います。
毎日買い物に行くと、特売品などに目がいき、そんなに必要がなくても購入したくなります。もちろん、特売品などは買い物に行く楽しみではありますが、経済面での効率を考えるとまとめ買いをすることで、余計な買い物はしなくてすみます」
そう話すのは、家計管理やネットスーパーの活用術に詳しい、ファイナンシャルプランナーの今関倫子さん。もちろん、“ペットボトル類はAスーパー、お肉はBスーパー”といった具合に、値段を比較してスーパーをハシゴする買い方は家計には優しいものの、買い物回数が増えるほど“ついで買い”の誘惑回数も増えてしまうというわけ。
買い物上手になる コストコの上手な使い途は?
買い方はなるべく集約するとして、もうひとつ疑問なのは、買う場所の選び方。特に、悩ましいのは、最近人気が高いコストコなどのホールセールスーパー。頻繁に利用する生活用品や食材についてはコストパフォーマンスがよい買い物ができるような気がするけれど、近くにない場合。車や電車で出かけて買い物に行くのは、交通費がかかり家計面でみれば結果、かえって損になってしまわないのかしら…。
「車や電車で交通費がいくらかかるかにもよると思います。
たとえ近所のスーパーよりホールセールスーパーの方が食材は安くても、交通費を含めて計算してみると損しているケースはやはりあります。そのため、1台の車に乗り合って買い物にくるグループもよく見かけますね。