子育て情報『投資初心者が知っておきたい自分に合ったiDeCoの選び方』

2018年4月12日 05:58

投資初心者が知っておきたい自分に合ったiDeCoの選び方

また、株式ファンドの値動きは大きい一方、債券ファンドは値動きが小さいというのが特徴です。そこで、この2つを組み合わせると値動きがならされるので、株式ファンドだけよりも値動きのブレが小さくなります。

以上をふまえた上で、「分散」を意識して、次の4つのポイントを考えて運用商品を選びましょう。

●投資対象:株か、債券か、株と債券が両方入ったバランス型か
バランス型といって、1本の投資信託に株と債券など複数資産がパッケージされているファンドもあります。

●投資エリア:国内か、海外(先進国・新興国・世界全体)か

●運用スタイル:インデックス型か、アクティブ型か
インデックス型は「平均的な成績を目指す運用スタイル」のこと。一方アクティブ型は、その指数を上回ることを目指す「積極的運用スタイル」のことです。アクティブ型のほうがリターンを大きく見込めますが、その分リスクも高くなります。また、一般的にインデックス型の方がコストを低く抑えられます。


●コスト
同じような運用スタイルのうち、コスト(販売手数料、信託報酬)の安いものを選びましょう。

商品を途中で変えることはできる?

iDeCoでは運用商品をいつでも変更することができます。変更方法は2つ。ひとつは「配分変更」といって、毎月の掛金で買い付ける商品や割合を変更することです。いつでもネット上で変更でき、手数料もかかりません。あくまでこれから積み立てる内容を変更するだけなので、これまで積み立てた資産について、商品構成の割合は変わりません。

もうひとつは「スイッチング」といって、これまでに積み立ててきた資産の商品構成を変更することです。たとえば、あるリスク商品の利益分だけ売却して、その資金で元本確保型商品を買うことで利益を確保できます。
また、長く続けていくと掛金の配分割合と、資産の割合にズレが生じてくるため、その調整をする作業(リバランスと言います)も「スイッチング」で行えます。

このスイッチングにも手数料はかかりませんが、商品によっては解約や売却に伴って手数料がかかりますので、ご注意を。また売却や購入にはそれぞれ日数がかかるので、その間に情勢が大きく変わったときなどに影響を受けることもあります。

商品選びは難しく感じますが、あとから変更もできるので、まずはいくつか組み合わせて選んでみましょう。どうしても難しい場合は、前述のバランス型から選べば、1本で簡単に分散投資ができますよ。

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