娘の父親嫌いを避けるには? 「♯私が父親を嫌いになった理由」がツイッターで話題
先日、ツイッターでとあるハッシュタグが話題になりました。それは「♯私が父親を嫌いになった理由」。多くの女性たちが幼児期の経験から、自身の父親に対して嫌悪感を持ったりトラウマを抱いたりして嫌いになった理由が綴られていました。その中には娘を父親嫌いにしないためのヒントも隠されています。
過剰なスキンシップをコミュニケーションと勘違い
ツイッターの投稿で非常に多かったのは、「無理やりヒゲをジョリジョリされた」「嫌だと言っているのに体を触られた」というもの。娘本人が嫌がるスキンシップを親子のコミュニケーションだとはき違えているパターンです。
また「体の成長や恋愛事情について執拗に質問されたりからかわれたりした」という声も。思春期に胸の膨らみや生理が来たかについての話題を振られ、それ以来ずっと父親のことが嫌いだという女性も少なくありません。
こうした父親からの過剰なスキンシップや性的な問いかけを娘が嫌がっていることに気付いた時、母親としては2人を引き離してあげることが大切でしょう。それと同時に、無自覚な夫に対してしっかりとやめるように指導することも必要になってくると思います。
父親の母親に対する接し方を娘はずっと見ている
子どもは夫婦関係をしっかりと見ています。
ツイッターでも「母親に偉そうな態度を取ったり常に命令口調だったりしていてすごく嫌だった」「『ブス』『太っている』『能力がない』などいつも母親をバカにしていた父親。自分が結婚してみて当時の父親の言動が最低だったと改めて感じる」といった声は多く上がっていました。
父親が母親にどのように接しているかは、同じ女性として母親に感情移入しやすい娘にとっては大きいもの。幼くても早熟な娘が父親に対して「こんな男とは結婚したくない」と感じた場合、大人になってからも継続して嫌悪感を抱くケースが少なくないのが現状のよう。
娘への上手な接し方がわからない父親は多い
手前みそな話になりますが、筆者は父親大好きな娘で育ちました。幼少期から思春期を振り返ってみると、上記に挙げたような父親との出来事が一つもありませんでした。3姉妹だったので不器用な父親なりに娘たちに対する接し方をしっかり考えていてくれたのだろうと、今は感謝の気持ちが強くあります。子育てに参加する男性が増えたと言えども今の子育て世代の夫たちは、仕事ばかりで家庭を顧みなかった自分の父親が、子どもに対してぶっきらぼうに接してきた様子を見てきた世代。