子育て情報『晴れの日の5倍キケン!? 子どもに徹底させたい雨の日の交通事故対策』

晴れの日の5倍キケン!? 子どもに徹底させたい雨の日の交通事故対策

●水たまりをよけるときは周りの車に気をつける

濡れたくない一心で、水たまりをよけることに集中しすぎることも懸念されます。よけるときにも安全確認が必要であることを教えましょう。

前方への注意はもちろんのこと、必ず後ろを振り返り、車が近づいてきていないことを確認 してからよけさせましょう。

●視認性を高める

●雨具や洋服は目立つ色のものを

雨の日はドライバーの視界も悪く、歩行者に気づきにくくなります。少しでも子どもの存在を目立たせる工夫 が必要です。

傘、レインコート、レインブーツなどの雨具は、機能性もさることながら明るめの色を選びましょう。

また、レインコートを着ない場合は、洋服の色を目立ちやすいものにしましょう。

●突然の雨でも走らない

天気予報がはずれることもあれば、夏場には夕立ちやゲリラ雷雨もあります。
雨が降ってきたのに傘を持っていなければ、走りたくなるものです。

しかし、それこそが飛び出し事故を招いてしまいます。

命を落とすよりは、濡れる方がよっぽどいいですね。急な雨でも走らないようにと伝えておきましょう。

●ドライバーを過信しない

ドライバー側の事情も知っておく必要があります。その上で、事故に巻き込まないように、警戒心を高めさせましょう。

●雨の日にドライバーの視界が悪くなる理由

・昼間でも薄暗い
・窓ガラスやサイドミラーに水滴が付着している
・窓ガラスがくもっている
・窓ガラスに油膜がついていて、ワイパーの効果を発揮できていない
・夕暮れ時や夜間には乱反射する

ドライバーは自分(歩行者)を発見できているとは限りません。「止まってくれるだろう」「よけてくれるだろう」という期待は命取りです。


●雨の日の特徴的な事故

雨に濡れた道路は滑りやすく、車がスリップする こともあります。

特に、工事現場の鉄板や路面電車のレール、マンホールの上などを通過中の車には注意が必要です。

雨の日に、不自然に速いスピードで走ってくる車がいたら、かなり要注意であると伝えておきましょう。----------

大人でも、荷物を持って傘をさして、濡れないように気を配りながら安全に歩くのは難しいことです。

雨の日は、親子ともに少しでも心に余裕を持てるように、早めに送り出しましょう。

【参考文献】
・『安全運転の知識』警視庁交通局運転免許課(監修)

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