将来恥をかかないために! 子どもに絶対教えておきたい和食のマナー
こんにちは。ママライターのあしださきです。
先日、小学校1年の長男が学校で「家のお手伝いをする」という課題を出され、せっせと「何かお手伝いはない?」と母のお手伝いを進んでするという1週間を過ごしました。
最もわたしがお願いしやすかったのは、「食事の配膳の手伝い」でしたので、日課のようにやってくれていました。
しかし、息子の配膳はいつもご飯の茶碗とお味噌汁のお椀が逆なのです。時には、お箸の持ち手も左右が逆になってしまうこともありました。
このことをきっかけに、和食の配膳のマナーを親子で再度見直すべきときであると実感してしまいました。
●日本人として、子どものうちから和食のマナーについてはしっかりと身につけてほしい
『財団法人ベターホーム協会』による、20代の男女を対象にして行った『子ども時代の「食のしつけ」の実態調査』によりますと、「ご飯は左、汁ものは右に置く」というマナーについて、「子どものころ教えられて、実行もしていた」と答えた人の割合は51.1%。
また、「20代の現在も実行している」と答えた人の割合は57%でした。
この調査でわかるように、ほぼ半数が子どものころからこのマナーを教えられて実行してきたが、一方で半数はマナーを教えられずに大人になってしまった ということも言えると思います。
「そんなマナー、知らなくても別に困らない」と思うでしょうか?
果たして、現実はどうでしょうか。今回は、子育てママの親世代(お子さんのジイジやバアバ世代)に調査を行いました。そのリアルな声から、また勉強していくことにしましょう。
『息子がまだ大学生だったころ、息子の彼女が家に来て食事を一緒にしたことがあった。彼女がしてくれた夕食の配膳は、箸や茶碗の位置がバラバラになっていて正直びっくり。とてもいい子なんだろうけれど、息子のお嫁さんには何だか心配かも 、という気持ちになった』(60代/2人の息子を持つ母)
これは、女の子をお持ちのママたちはしっかり意識しておきたいお話ではないでしょうか。
女性の晩婚化、30代未婚女性の増加が著しいという社会問題に直面している現在からさらに20年後の日本を想像してみてください。
将来お子さんが結婚を意識する年齢になるころ、ちょっとした「和食のマナー」で彼のお母様から信頼を得られず、せっかくの良縁を逃してしまうかもしれません。今からでも親子で一緒に配膳のマナーを学んでいってみませんか?
『接待で料亭に行った際、20代の新入社員の食事のマナーがなっていなくて困る。