簡単おいしい! “ダイレクトフリージング”の効果と正しいやり方
毎日やってくる食事の準備。材料を買いに行ったり食べ終わった後に食器を洗ったりと、料理を作る以外にもやらなければならないことは多々あります。
大変とはいっても、食事は生活の楽しみのひとつ ですから、できるだけ簡単においしく作りたいものですよね。
食材を安く買い、調理の手間を省くためにまとめ買いをしている人も多いと思いますが、買いすぎてしまい使おうと思ったときにはダメになっていたということも。
特に野菜などの生鮮食品は扱いに悩みますよね。
そこで今回は、食材を冷凍保存して簡単・おいしい食事を実現する“ダイレクトフリージング”についてご紹介します。
●ダイレクトフリージングとは
毎日買い物に行き、その日に食べる分だけを買ってくるという人もいるかもしれませんが、数日分をまとめて買ってきて冷蔵庫で保存するという人が多いですよね。
「特売になってたからまとめ買い!」ということもあるはず。
ここで食材をムダなく使うために心強いのが冷凍保存です。
しかし、「使いやすい分量に分けて保存」「野菜によって火を通したり下茹でしたりして冷凍」など、食材を冷凍するためには意外と手間のかかることが多く、面倒だと感じていた人もいるのではないでしょうか。
そこで注目を集めているのが、“ダイレクトフリージング” という冷凍術。
その名の通り、食材をそのまま冷凍し、冷凍したままの状態で調理してしまう という方法です。
「夕飯に使おうと思っていた食材を解凍し忘れた」「電子レンジで解凍したらべちょべちょに……」といった失敗もなくなるはず。
節約、時短のためにぜひとも知っておきたい方法と言えるでしょう。
●ダイレクトフリージングのメリット
ダイレクトフリージング最大のメリットは、とにかく手間が少なくて簡単だということ。
調理する際に解凍する必要がない ため、思い立ったときにすぐ使うことができます。
また、これまで下茹でが必要だと思っていた野菜などは、それが不要になることで栄養価が守られることになります。
冷凍することで味もしみ込みやすくなっており、これも時短につながるでしょう。
『これまでは買い物のたびに「何日ぐらいもつかな」「食べきれるかな」と考えながら買う必要があったけど、ダイレクトフリージングをし始めてから悩むことがなくなりました。買ってきたら冷凍して、使うときに取り出すだけ!今のところメリットしか感じません』(30代女性/主婦)