結婚の新しいカタチ!? 経験者が語る“アラフィフ婚”の実態とメリット
晩婚化、離婚の増加など、日本の結婚スタイルはどんどん変わってきています。
20代で結婚し、子どもを持って家庭を築く……かつて一般的だったそんなモデルも、徐々に現実的なものではなくなりつつあるようです。
そんな煽りを受けてか、最近増えてきているのが「アラフィフ婚」。いわゆる“結婚適齢期”を大幅に過ぎた、40代後半や50代になってから結婚するカップルたちです。
そこで今回はアラフィフ婚の実態やメリットについて、経験者の証言をもとに調査してみました。
●(1)相手探しはどこで?
●婚活サイトや結婚相談所
スマホやPCが普及している現代。好みの異性を簡単に探せる出会い系アプリや婚活サイトは、アラフィフ婚にも大いに貢献しているようです。多くの人たちが、これらを使った婚活を行なっていました。
しかし、若かりしころの婚活よりちょっぴりハードルは高め。ひと筋縄ではいかないという証言もよせられています。
『最初は同年代の男性を狙っていましたが、全然ダメ。のっけから年齢で外されちゃう んです。正直、何贅沢言ってんのよって思いましたけどね(苦笑)。
60代バツありババつき、なんて男性からは積極的にアピールされるんですけど、そういうのは私としてもちょっと遠慮したいお相手。コレ!という人とマッチングするのがまず大変でした』(50代女性/会社員/60代男性と結婚)
希望する相手の年齢には男性と女性で若干のズレがあり、50代男性たちのターゲット層は30代後半くらいまでのことが多いようです。
頭の片隅にどことなく「結婚したら子どもを持つ、家庭を築く」というイメージがある男性なら、それくらいの年齢層に絞って婚活したい思いがあるのも分かる気がします。
希望通りの相手に巡り合うためには、20代、30代の婚活とは違うフットワークの良さが求められるのでしょうね。
●もともとの知り合い
もちろん、婚活サイトを利用せずにゴールインしたカップルたちもいます。その多くが「もともと知り合いだった」というケースです。
『彼女とは中学、高校の同級生です。卒業し、お互い結婚した後は疎遠になったのですが、同窓会で再会したのをきっかけに飲み友達に。
そしてお互い同じタイミングで配偶者を亡くし、それをきっかけに結婚しました。思春期を同じ町、同じ学校で過ごしてきたので、お互いバックボーンが似ている んですよね。