GWは要注意!? お出かけ写真をSNSに投稿する危険性と安全対策
こんにちは。菊乃です。
昨年のGWあたりに、「お出かけしていて留守だと分かる写真をSNSに投稿しないように」という記事を見たことがありました。なぜ?
イギリスで行われた元窃盗団を対象にした調査によると、狙う家を決める情報収集の約8割がSNSだったそうです。
昨年、パリで宝石などを盗まれたキム・カーダシアンの被害総額は10億円。Twitter、Instagram等のフォロワーは1.4億人らしい!
パリで肩を出したトレンチコートを着ていた写真を投稿してからほどなくして事件に遭遇しています。
ハリウッドスターのSNSを見て、留守を狙い女子高生窃盗団が空き巣をやっていたという実話を元にした映画がありました。
貧しいわけでもなく普通のセレブに憧れる高校生たちが行った犯罪でした。
SNSを見ていて、魔が差せばだれでも空き巣ぐらいやれてしまう時代 なのですね。
「今旅行中」「ハワイ最高!」と家族写真を投稿すれば、家が空き家と言っているようなものですよね。
また、家が特定されるような写真を投稿している方も要注意。
近くに住んでいる人が見れば分かるランドマーク的なものが写っていたり、GPS機能をONにしたまま家のそばで投稿したりすれば自宅がばれる可能性 も。
被害にあわないためにSNSを使わないということまではしなくてもいいと思います。
楽しい旅行やお出かけの写真は帰ってきてから投稿するか、友達限定など拡散されない方法で投稿しましょう。
●Facebookの“友達限定投稿”のやり方
スマホの場合、名前の下に“公開”というボタンがあります。そこを押すと公開範囲を4段階で選べます。
(1)公開……Facebook利用者でない人も含むすべての人
(2)友達……Facebookの友達
(3)知り合い以外の友達……友達(Facebookの友達を特に親しい友達と知り合いレベルの人で分けている場合に有効)
(4)友達のうち除く人を決めて投稿……親戚に見られないように親戚を除外するなど可能です
パソコンのFacebookの場合、“投稿”ボタンの左側に“公開”というボタンがあります。
このコラムを書いているのが4月初め。入学式などの写真がInstagramやFacebookに投稿されています。どこの園や学校か分からないように投稿している方や、顔は隠して投稿している方もいますが、どこにあるのかバッチリ分かるような投稿もあるんですよね。