所有するのはムダ? 消費に対する“ミレニアル世代”の考え方3つ
●(3)出世よりもワークライフバランスを重視
『出世しても、責任や拘束時間が増えるだけでメリットを感じない。それよりもほどほどの地位で、自分の自由に使える時間が確保できる方がいい』(30代女性/飲食店)
ブラック企業が取り沙汰されることも多くなってきましたが、ミレニアル世代は仕事に人生を捧げるような生き方を好まず、出世競争にも興味がありません。
仕事に精を出す人たちも、その目的は出世することではなく、「自分が成長できるか」「やりがいを感じられるか」 という部分を重視する傾向にあるようです。
会社に対する帰属意識も低くなっており、職場での人間関係も“ゆるいつながり”を求めます。
消費が減れば必要な収入も少なくて済む わけですから、出世へのモチベーションも上がりにくいのは当然かもしれません。
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いかがでしたか?
消費が美徳とされていた時代とはうってかわり、「つまらないのでは?」と感じる部分もあるかもしれません。
また、人とのつながりを軽視するように映る面も。
しかし、ミレニアル世代はSNSなどを駆使し、上の世代には考えられないようなつながりを持つこともあります。
幸せの基準はさまざまですが、柔軟な考え方ができる という点では見習う部分もあるのではないでしょうか。
●文/パピマミ編集部
●モデル/ゆみ
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