どっちの支払いがお得? クレジットカードと現金のメリット&デメリット
こんにちは。FPライターのyossyです。
みなさんは、買い物をするときにクレジットカードと現金、どちらを使うことが多いでしょうか。
博報堂の調査(2017)によると、1か月あたりの使用金額の決済手段別比率は、
・現金……51.4%
・クレジットカード……21.6%
・ICカード……9.1%
・カードでのインターネット決済……8.5%
・デビットカード……1.6%
だったそうです。現金派が多いようですね。
“どちらがトクか”、については、結論から言えば、家計管理をする人の性格によっても大きく左右されるでしょう。
今回は、現金払いとクレジット払い、それぞれのメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
●クレジットカードを利用するとポイントが貯まる
まずは、クレジットカードを使う場合のメリットについて見ていきましょう。
・ポイント・マイル等が貯まる
・カードによっては優遇特典があることも
・分割払いやボーナス払い、リボ払いなど支払方法の選択肢が多い
・保険(旅行保険等)が付帯することが多い
・海外旅行で大金を持ち歩かずに済む
・キャッシングを利用できる
クレジットカードを所有する場合、年会費がかかる場合とかからない場合があります。
「年会費がかかるのは嫌だ」と思うかもしれませんが、そのぶんおトクなサービスが多いケースも。
自分のライフスタイルにあったカードを選べば、年会費以上のポイントが貯まり、優遇特典を受けられることもあります。ポイント還元率もチェックしながら、自分に合ったカードを選びたいものです。
また、分割払いをうまく利用すれば、家計を圧迫せずに欲しいものを購入できるメリット もあるでしょう。
一方で、クレジットカードは“後払い”のため、支払う余裕がないにも関わらず、次々と買い物をし、最悪自己破産に陥ってしまう、というケースも……。また、不正利用の被害に遭うリスクもありますね。
当然ながら、買い物をすればクレジットカードでも現金と同様にお金は出ていきます。
その“出費している”という感覚がマヒしてしまいそうな人は、あまりクレジットカードを多用しないほうがいいかもしれません。
●家計管理がしやすい現金払い
次々と便利なカードや支払方法が登場していますが、いまだに根強い人気の“現金払い”。
なんといっても現金払いは“家計管理がしやすい ”というメリットがあります。