かぶせるとポイッ! 子どもの“帽子嫌い”をムリなく克服する秘訣
こんにちは。ママライターのあしださきです。
お子さんとの夏のお出かけには、帽子が必須アイテムですね。
海やプール、屋外のレジャーには必ず帽子をかぶって出かけましょう!ということ。大人はよく理解できるのですが……。
紫外線から肌を守り、熱中症を予防する帽子。赤ちゃんのころは、かわいい帽子をかぶって抱っこひもでお出かけしていたのに、 1歳くらいからでしょうか、わが家の子どもたちは上の2人がなぜかかぶるのを断固として嫌がりだし、非常に困った記憶があります。
そのたびにあの手この手を使ってどうにかかぶってもらおうと、親のこちらも必死でした。
そのうち子ども自身が帽子をかぶっていると頭が熱くならないことが分かったのか、自然に自分からかぶるようになりました。
しかし、悩んでいたあのころは全く解決策がみつかりませんでした。同じようにわたしの周りで子育てをしているママたちも、帽子には苦労したという話をよく聞きます。
そこで今回は、「こうしたらかぶってくれた」という成功体験談だけでなく、「こうしたらダメだった」という失敗の体験談も参考に、今まさに同じお悩みをお持ちの皆さんに参考にしていただける記事を書きたいと思います。
●成功体験談「上の子のマネ」
『男の子2人兄弟の下の子は、とにかくお兄ちゃんの真似が大好き。そこで帽子嫌いの下の子に見せるため、お兄ちゃんに家で幼稚園の体操帽子をかぶってもらう ことに。
すると、「僕も!」とかぶりたそうにし始めたのでチャンスとばかりに、2人で同じ帽子をかぶって写真を撮ったり「いいね!似合うね」と褒めたりしました。
楽しそうだったので、それを家の中で何回かしてみて、自分から帽子をかぶる遊びみたいに繰り返してみました。
その楽しい経験があった後は、毛嫌いしていた帽子に抵抗感がなくなったのか、嫌がる回数がぐんと減りました』(30代/2人の男の子のママ)
上のお子さんがいらっしゃる場合はこの「まねっこ好き」のところをうまく生かしてあげるといいですね。
ご兄弟がいなくても、公園に行くと年齢もさまざまなお子さんが遊びに来ていますから、そこで出会った大きなお兄ちゃんやお姉ちゃんに見本となってもらうのもいい方法です。
その時重要なのは、「楽しい雰囲気のときを狙うこと 」。例えばお砂場で一緒に遊んだりしてちょっと交流をもち、楽しいときに「あ、お友達も帽子を上手にかぶっているね」