子育て情報『梅雨時期は要注意!? 火災の原因になる“トラッキング現象”の防ぎ方』

2017年6月19日 19:38

梅雨時期は要注意!? 火災の原因になる“トラッキング現象”の防ぎ方

梅雨時期は要注意!? 火災の原因になる“トラッキング現象”の防ぎ方

こんにちは!時には夏を思わせる気温にまで上がる日もあり、衣替えに大忙しのママライターパピルスです。

雨の日も増えてきて、家の中の湿気が気になっておられる方も多いと思いますが、実は梅雨の時期に起きやすい火事があることをご存じですか?

今回は梅雨の時期に起きやすい“トラッキング現象が原因の火災”について原因と取っておくべき対策をお伝えします。

●トラッキング現象が原因の火災件数

東京消防庁の調べでは、平成26年中に差し込みプラグ(コンセント)のトラッキング現象が原因の火災は33件起きており、単純計算すると月に3件 は都内でトラッキング現象が原因の火災が発生しているといえます。

●トラッキング現象とは?

トラッキング現象とは、家電製品などのコンセントの差し込み部分から発火する現象です。

長期に渡ってコンセントにプラグを差し込んだままにしていると、電源プラグの周りにほこりや微細なゴミなどがたまります。

その状態で湿気が多くなると、差し込みプラグの刃の間に微小な電気回路のような仕組みが出来上がり、出火してしまう場合があるのです。

トラッキング現象には、空気中の水分が作用しますので、梅雨の時期にトラッキング現象が原因の火災が増えるのだそう。特に6月から8月が要注意 と複数県の消防局などから注意喚起されています。


コンセント部分は家具や家電の後ろに隠れている場合も多いので、発火の発見が遅れ、思わぬ大きな火災につながる恐れがあるのもトラッキング現象の特徴です。

●トラッキング現象を防ぐ方法

トラッキング現象を防ぐために、日ごろ気を付けたいことは以下の6点です。

(1)使用しないときには、電気プラグは抜いて。

(2)長時間差したままのプラグは時々点検し、ほこりが溜まらないようにする。

(3)洗濯機や冷蔵庫などのように長期間にわたってさしっぱなしのプラグはとくに注意する。掃除がしにくい場所にあるので、ほこりもたまりやすい。

(4)重さのある大きなプラグ(ACアダプターなど)は、しっかりささっていないと、それ自体の重みでコンセントとの間に隙間ができ、ほこりが溜まりやすくなる。コンセントとプラグの間に隙間ができないよう、しっかりと差し込んでおく。
(5)湿度がトラッキング現象の原因になるため、お掃除をする際には乾いた布を使う。

(6)プラグの根本が絶縁体になっていたり、ほこり防止キャップがついているプラグも販売されているため、そういったものを取り入れる。

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